ロサンゼルスの求人、クラシファイド、地元情報など
日刊サンはロサンゼルスの日本語新聞です。 記事は毎日更新、求人、クラシファイドは毎週木曜5時更新。
コラム: 苦楽歳時記
Vol.78 夫婦善哉
昨年は、織田作(おださく)の愛称で親しまれた、織田作之助の生誕百周年を迎えた。太宰治、坂口安吾、石川淳らとと...

Vol. 77『懐石』と『会席』
一九八十年代から九十年半ばにかけてリトル東京に、それなりに納得のいく日本料理店があった。『堀川』、『東京会館...

Vol.76 クリスマス
かつての国鉄(JR)が、駅のコンコースに大きなクリスマス・ツリーを飾ったところ、ある政治家から、「国有鉄道が特...

Vol. 75 冬至
一二月二二日は冬至、一年中で最も昼が短い。したがって夜が一年を通じて一番長い。この日に、「ん」の付く食べ物を食べ...

Vol.74 夏目漱石
「山路(やまみち)を登りながら、こう考えた。智に働けば角が立つ。情に棹(さお)させば流される。意地を通せば窮屈だ...

Vol.73 シェ・サトー
昔、アーケディアに日本人が営むフランス料理のレストランがあった。オーナーシェフの佐藤 了さんは、内外の数々の料...

vol72 ターキーデイ
毎年サンクスギビングが近づくと、心がうきうきしてくる。今年も高村邸を訪ねて、恭子さんの作るローストターキーを味...

Vol71 節度なき飽食
僕の叔母は十八年前、七十一歳のときに訪米を果たしている。身長が百七十センチ、体重が百キロ。往時の日本人女性とし...

Vol.70 巷のB級グルメ
ロミータの和風中華、『えぼし拉麺亭』へ知己と最初に赴いたのは十三年前。オーナーシェフのマイクさんに、「こんなに...

Vol.69 ビューティフル
日本人は勤勉で努力家であった。過去形になっているのは、現代の若者が怠慢であるというわけではない。戦後の復興期と...
