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コラム

編集部
KEIROとプロビデンス提携プログラム 「癒しケア」で自分に合ったプラン③-3

2019-02-09

患者と家族の気持ちをサポート

 一般論として、緩和ケアの人が来ると、治療しない方向を勧められるのではないかと心配している方もいますが、緩和ケアはそういうことではありません。

 ある寝たきりの患者さんがいました。主治医からは「もうあまり良くならないから、ホスピスを勧めます」と言われていました。けれど、患者さんもご家族も、まだホスピスケアを受ける気持ちにはなれませんでした。この患者さんは数か月前に脳梗塞があって、それ以来、いろいろと支障が出てきていました。脳梗塞がきっかけだった可能性もあるので、回復する可能性がゼロではありませんでした。その患者さんとご家族の「可能性がゼロではない」気持ちを「癒しケア」チームでサポートして治療を続けました。

 治療を続けた間も、ご家族は主治医から「それをやっても良くならないんじゃないか」と言われていたので、私たちは「一緒に頑張りましょう」とご家族の気持ちをサポートしながら、「良くならなかった場合はそれを受け入れる覚悟も大事ですよ」とご家族と話をしました。良くならない可能性もあったので、最善を希望しつつ、最悪に備えるサポートをしました。

サポートのバランス

 「癒しケア」チームリーダー、グレン・コマツ医師は、受け入れるところは患者さんと共に受け入れてサポートをする、変えられるところは患者さんとご家族を後ろから支えながらサポートをする、両方の側面が必要だと言っています。これは、全てを“仕方がない”から受け入れるではありません。かといって、何も受け入れられないから、もっとやろうということでもありません。「もっとやろう、もっとやろう」となってしまうと、ずっと満たされないので、時として逆に不幸になってしまうこともあります。

 病気になって辛い時に、どこまでを受け入れる手伝いをして、どこからどこまでを頑張るお手伝いをするのか、バランスが大事だと感じています。これは永遠の課題だと思います。



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※コラムの内容はコラムニストの個人の意見・主張です。
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