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コラム

編集部
KEIROとプロビデンス提携プログラム 「癒しケア」で自分にあったプラン ① - 1

2019-01-26

全人的なアプローチで日本語でサポート

 KEIROがプロビデンス・ヘルス・アンド・サービス(Providence Health & Services)と提携し、進行性の病等の深刻な病気を抱える日系アメリカ人と日本人高齢者に焦点を当てた緩和ケア・プログラム「癒しケア」が始まって、約1年半が経った。

 しかし、新しいサービスとあって、どんな時に利用するのか、どんなサービスなのかが、まだコミュニティの人々に知られていない。

 そこで、将来、適切に適時にサービスを利用するため、「癒しケア」サービスを利用した人のケース、「癒しケア」チームのドクターとソーシャルワーカーへのインタビューを3回にわたり紹介する。



「癒しケア」とは?

 「癒しケア」プログラムは、全人的(whole person)なアプローチによって、進行性の病や衰弱など、さまざまな病と共に生活している日系アメリカ人、及び日本人の高齢者の生活の質を向上させることを目的としている。

 患者やその家族は病を診断された時から、いろいろな選択をせまられ、決断が難しい選択をしなければならない時があるだろう。
 例えば、 「この病気に対して一番良い選択肢は何だろうか?」

 「このまま回復に向かうための治療を続けた方がいいのだろうか? それとも自分の症状を緩和する方を優先したらいいのだろうか?」

 「治療と症状の緩和の両方をすることはできるのだろうか?」など。

 KEIROとプロビデンスが提携して行っている「癒しケア」プログラムは、患者やその家族がこのような難しい決断をするのを手伝う医療チームを提供している。

 「癒しケア」チームは、グレン・コマツ医師、八浪(ヤナミ)祐一・エドウィン医師を筆頭として、看護師、ソーシャルワーカー、管理者、アシスタントで構成されている。

 「癒しケア」チームは、既に患者を担当しているヘルスケア・チーム(主治医や専門医など)と密接に連携しながら、新たなサポートを追加して提供することで、患者が生活の質をできる限り向上できるように支援を行う。

 (*)「全人的」とは、身体的な治療だけではなく、精神的な側面や社会的立場などさまざまな角度から治療を考えることを指す。



「癒しケア」のサービスとは?

 患者によって病気、症状、希望などが異なるため、「癒しケア」チームが、患者やその家族から状況を聴き取り、患者一人一人に合ったプランを検討する。また必要に応じては、外来のほかに、患者の自宅への往診も実施することもある。

 また、「癒しケア」チームは、患者がすでに診てもらっている医師チームとも話し合い、患者にとって最適な治療を一緒に考え、最適な治療を見出す手伝いをする。

 患者は、それぞれのニーズに応じて、次のサービスを受けられる。

 ●24時間年中無休の電話での対応
 ●複雑で変化する症状の管理・緩和
 ●診療所あるいはご自宅での診断・ケア
 ●現在かかっている医師・専門医との連携
 ●健康状態の変化に応じたヘルスケアプランの変更の支援
 ●緊急時の的確かつ適切な対応
 ●精神的・宗教的なサポート
 ●自宅の安全性の評価(介護などの観点)
 ●必要に応じたホスピスへの紹介
 ●事前指示書(アドバンス・ディレクティブ)及び「生命維持治療に関する医師指示書(Physician Orders for Life -Sustaining Treatment: POLST (ポルスト))」等の書類を含む終末期プランニングの支援


「癒しケア」の費用はいくら?

 全米で初の取り組みとなるこの「癒しケア」プログラムを通じ、何百人もの日系アメリカ人及び日本人の高齢者の方へ文化的背景に配慮した緩和ケアを、患者自身の要望やニーズ、人生観に合わせて提供する。
 「癒しケア」のサービスは、「高齢者の生活の質を向上させる」という理念を共有するKEIROとプロビデンスの提携によって提供されている。

 「癒しケア」に登録した患者は、前述したサービスを受けるために、自費で支払う費用はない。


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※コラムの内容はコラムニストの個人の意見・主張です。
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