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コラム

今月の庭仕事
Lesson 160

2016-03-02

 3月になるといろいろな野菜の種を蒔いたり、、小さな苗を植え付けたりと本格的な野菜シーズンが始まります。正確に言うと、地中の暖かさが重要なので3月だからといって、どこでも一斉にできるわけではありません。

 みなさんが住んでる地域や、たとえ小さな場所でも日当たり、木陰、水はけの状態などを吟味しながら判断しましょう。ある特定の野菜を植えるのに、まだ地温が低いと思えるような場合はビニールシートを地面に張って地温を上げたり、苗を植え付けた場合はビニールシート、寒冷紗、不織布などで温度の確保が可能です。

 苗物の数が少ない時は大きな紙袋で囲うことも可能です。紙袋の耳を切って空気が通るようにします。そうしないと暑くなりすぎて逆効果になることもあるので気をつけましょう。

 種を蒔く時に、種袋に書かれている採種日を確認しましょう。だいたい野菜物の種は3年以上経つと、急激に発芽率が落ちるので、新しくタネを買った方が得です。

 種蒔きの手間を省いて苗から育てる時は、まず丈夫な苗を選ぶことから始まります。まっすぐ、しっかり立ち上がっているものは合格です。葉色が薄いもの、節間が長くて細いものなどは良くありません。しっかリ見極めるには、ある程度の経験年数も必要です。苗物を植え付ける時の注意点は、深植えにしないこと、肥料をあげすぎないこと、水をしっかりあげることなどです。

 種や苗から始めるにしても、水はけが良く、フカフカした柔らかい状態の土良いことは、言うまでもありません。

■今回のコラムニスト:南加庭園業連盟会員の白澤まことさん。連盟主催の野菜セミナーで講師を務める。NTB「チャレンジ・ザ・ガーデニング」出演の経歴もあり。


※コラムの内容はコラムニストの個人の意見・主張です。
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