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コラム

後藤英彦のぶっちゃけ放題!
第330回 叙勲祝賀会に集った女性たち

2015-06-17

 前日商会頭・半田さんの招待で叙勲祝賀会に臨み、数えたら男女三十三人と話を交わしていた。
 受賞者挨拶で半田さん、自分が今日あるは奥さんのお陰と感謝していた。同席で小山信吉さんも奥さんの陰の力を称えていた。
 「私の機嫌をとっているのでしょう」と半田夫人は笑っていた。ほんわかムードの人だ。
 半田さんはエンジ色のコインレイを首にかけカメラに収まっていた。二五㌣硬貨を重ね合わせて創ったレイだ。
 聞くと元県人会協議会会長、比嘉さんの夫人の作だという。「そんな話書かないでくださいね。お願いします」と彼女に懇願されたが、無理を言って許してもらった。
 この日、日米国歌を歌った竹下さんには「往年の美声に衰えがない」と言ったら恐縮された。
 隣り合わせのブリッジUSA編集長・加賀崎さんと、挨拶にきてくれた元LA領事・海部さんには、「最近とみに美しくなったね」と褒めた。本心そう思っている。
 小笠原煎茶道南加支部長山口弘さんの奥さんはかつての超美人女優・山口淑子と同姓同名だ。
 「学生時代、男子が近づいてくれなくて」。大学教授の深窓の令嬢だったと漏れ聞いている。
 写真家・石口玲さんには著書「女七○歳のアメリカ一人旅」を渡された。
帰宅して読んだらサンタモニカを起点にルート六六、八八、一五など一万一千百㌔を約四十日かけて走破した記録が綴ってあった。彼女のバイタリテイーに感心した。
 FACEBOOKの女王・矢内久美子さんには大日方邦子さん講演会のPRを頼まれた。
 大日方(おびなた)さんはパラリンピックの金メダリスト。
 「人は何かを失ったとき、残っている自分の潜在能力が目を覚ますもの」といい、眠っている潜在能力をどれだけ引き出せるかが競技や人生の分かれ道と説く。
 七月十二日午後二時、小東京・ユニオンチャーチで開演されるが、彼女の声に耳を傾けるのも生きる励みになるのではないだろうか。
 女性の存在が有り難く思える一日だった。


※コラムの内容はコラムニストの個人の意見・主張です。
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後藤英彦

一九六四年時事通信社入社。旧通産省、旧農林省、旧大蔵省を担当後、ロサン
ゼルス特派員。本社海外部次長。途中希望退社して盛岡大学客員教授、評論活
動。二度目の来米でジャパン・ジャーナルを主宰。講談社、エルネオス系を中心
に寄稿中。主著に「日本をダメにした官僚の大罪」(講談社)。中大法学部法律
学科卒業。福岡県出身。グレンデール在住。

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jjgoto@sbcglobal.net

後藤さんのブログ http://blogs.yahoo.co.jp/jajala816




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