ITのススメ
Vol. 32 Google利用規約変更の怪
2026-08-02
GmailなどのGoogleアカウントを持っている方には6月にGoogleから2通のメールが届きました。一つは利用規約の変更に関するお知らせ。二つ目は検索サービスの新しいプライバシー設定です。
一つ目の利用規約の変更で特筆すべき新たに追加されたポイントはAIの免責条項です。Googleで検索すると最近ではAIが答える仕組みになっています。その検索結果が仮に間違いやフェイクであってもGoogleは責任はとりませんと言う内容です。ここで社会問題化しつつあるのがAIは質問者に対して都合がいい回答を導き出す傾向にあると言うことです。その回答を100%信じてしまい、質問者が実際に不利益を被ってしまったなどの事例もある様です。Googleはこう言ったAIの答えによって不利益を被った人からの訴訟に発展するかもしれない芽を事前に摘んでおくと言うものなのです。裏を返せばAIの言うことは鵜呑みにするなと言うことですね。そしてこの新しい利用規約は2026年7月30日から適応されることになっています。この日を過ぎれば自動的に適応されることになっています。もしもこの新しい規約に同意しない場合は、このメールの最後に書いてあるのですが自身のコンテンツを削除しサービスの利用を停止する必要があるとのことです。
二つ目のメールはGoogleを使って検索したキーワード、マップ、ショッピング、フライト、ニュース、翻訳などが全てGoogleによって保存されてしまうと言うことです。その保存された履歴を分析することによって利用者にパーソナライズされたおすすめ表示を細かく管理できるよう設定を更新しているそうです。簡単に言うと利用者に必要な情報をお伝えするために利用者のことを学習していると言うことです。
それらの情報はウエブとアプリのアクティビティで管理されていましたが、これからは検索サービス履歴とパーソナライズされたおすすめ表示の2箇所で管理するよう変更されるそうです。最近はGoogleレンズで写真を検索するなどのユーザーが増えているため、検索サービス履歴にユーザーが操作した際のメディアが含まれる様になりました。この場合のメディアとは検索利用時の画像、ファイル、アップロードしたコンテンツや音声検索時のユーザーの声なども含まれるそうです。例えばAIに給料明細の控除分が正しいかの判断を仰ぐのに写したり、免許証やクレジットカードを写したりしたものもメディアに含まれると言うことになります。対応策はメディアの収集をしないように設定変更ができるので是非ここはオフにしましょう。
※コラムの内容はコラムニストの個人の意見・主張です。

日本生まれ 22 歳で渡米、1998 年にYuki’ s PC Lab をダウンタウンLA で起業、多くの日系オフィスやパソコンユーザーへサービスを提供し、現在ガーデナにて修理や改造、クラス、コンサルティング業務を継続中。
Yuki’s PC Lab 1011 W. 190th St, Unit 1/2 Gardena, CA 90248 424-396-3258








