〇〇良い人悪い人
vol.9 祈り 良い人悪い人
2025-11-23
「ワールドシリーズ最終戦」あなたもTVの前に釘付けでしたか?映像に映しだされるトロントの観客のほとんどが祈ってましたね。必死な時、人は自然に”祈りポーズ”を取ります。ホリデーシーズンに赴く教会や神社仏閣では必ず”祈る動作”をします。幼少期、年末年始が近づくとワクワク気分と一緒にどうしてみんなで神様にお祈りに行くのかと思っていました。クリスチャンの祖母とは一緒に教会で祈り、両親とは大晦日や正月に神社にお参りに行きました。

両手を合わせる動作には色々意味があるようです。先ずは、医学的な面から覗いてみましょう。「テロメア」というワードが見つかりました。染色体の末端にあり「命の回数券」と呼ばれます。細胞分裂のたび「テロメア」は短くなり、ある程度まで短くなると細胞分裂は終わります。
「細胞老化」謂わゆる老化現象です。実際に、赤ん坊の「テロメア」は長く、老人のは短いといいます。現在「テロメア」を伸ばし老化を防ぐ研究が進行中だそうですが、ストレス軽減も「テロメア」維持のひとつ。”両手を合わせる動作”は指先の末梢神経を刺激し大脳の血流を促し自律神経の働きを改善し、感情バランスを整える。つまりストレス軽減です。ここで、繋がりましたね。両手を合わせ擦る動作はストレスを減らし、更にテロメアの短縮を防ぎ、老化を防ぐことに繋がっているようです。
次は、占術面。手相は大まかに縦の線の方がいいと言われます。つまり手を縦に擦り合わせる動作は、不要な横線を取り除くことになります。手相は日々変化しています。この変化を良い方へ促すのは可能ということ。運の改善のひとつと言えるでしょう。
寒い寒いと両手スリスリ、おめでとうと手をパチパチ。両親にありがとうと手を合わせましょう。自然にストレスが減り若返って更に開運が進むかもしれません。
※コラムの内容はコラムニストの個人の意見・主張です。

小椋かよこ「ロジカルで数学的な中国占術を愛する占術家。正義と懐疑が信条。明治時代の裁判官を曽祖父に。台湾道士に私淑。YouTube再開中。」開運本「そんなに早くいかなくても…マリリン」Amazon Japan、楽天ブックスで販売。








