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コラム

〇〇良い人悪い人
vol.7 耳 良い人 悪い人

2025-09-28

「口は1つ、耳は2つ」これはギリシアの古い諺。他の国々でも似たような諺がいくつかある。


座るや否や堰を切ったように自分のことを延々と語る。相手の話の腰を折っても自分が話したい。周囲を見渡せば何人かいるはず。話している最中に何度か言葉を被せられると、もう話す気が失せてしまう。つまり、情報が相手の口から出る瞬間、その口を手で塞いでしまっている。承認欲求は誰でも持ってはいるが、これでは開運の道を自らの手で閉ざしていることに当人は気がつかない。

『道は開ける』『人を動かす』の著者デール・カーネギーは『人の話を聞くことで人生の80%は成功する。』と言う。

 ・相手の話は熱心に聴く。
 ・相手の話に口をはさまない。
 ・相手の言い分が間違っていても、やりこめない。
 ・自分の考えに間違いがあれば、謝る。
  (哲学者ソクラテスは、裁判中に陪審員をやり込め、怒りをかい死刑判決に。)

これらを頭の片隅に置いて過ごすのは、改運の近道の1つ。気がつけば、人からの高評価とスムーズな人間関係が築けているだろう。

話さないとストレスが溜まってしまう方には、ひとつ提案。それは、外見からの変化を内面へと移行する試みである。(これも風水対策方と同じ)

人の話を聞かず一方的に話す人の耳は、サイズや傾きに大きな特徴があるのに気がついた。まずは、鏡で自分の正面の顔を映して下さい。

 ・耳が小さい。
 ・耳が顔に張り付くように、正面から見えにくい。

自覚があっても無くても耳のマッサージをしよう。耳を上下や横に引っ張る。耳全体を前に倒す。ゆっくりソフトに毎日続けてみてはどうか。半年の継続で営業成績が上がる、夫婦関係や対人関係が穏やかになっているのに気が付くはず。

人を惹きつけ、人を育てる「経営の神様」松下幸之助翁や「交渉能力と社交家」坂本龍馬。両氏の耳をみてみよう。

『物言えばクチビル寂し秋の風』そろそろそんな時期。

次回は、10月26日


※コラムの内容はコラムニストの個人の意見・主張です。
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ドラゴンゴッド 小椋かよこ

ロジカルで数字を操る中国占術を愛する占術家。正義と懐疑が信条。曽祖父は明治の裁判官。台湾道士に私淑。




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