ITのススメ
Vol.12 パソコン VS タブレット
2024-11-29
タブレットやスマホが存在していなかった時代にはデジタルなガジェットはパソコンしかありませんでした。気がついたらタブレットやスマホなど色んな種類のデバイスに囲まれて暮らしている今日この頃です。大きさ的にパソコンとスマホは明らかな差があり電話機能の有無など両者の存在意義は明確ですがサイズ感のよく似ているパソコンとタブレットは棲み分けが曖昧です。理由はどちらもネットサーフィンやSNSができる。メールの送受信ができる。YouTubeなどの動画を再生閲覧できる。スマホで撮った写真の閲覧編集ができる等、日常の使用ではどちらを使っても同じことができるからです。以上の4点以外の使用をしない人であれば、どちらを購入しても同じです。ただし文章を書く時間が長いとか、絵を描く頻度が高いとかの専門性の高い作業が加わるなら、それぞれに有利なデバイスがあります。
タブレットが向いている作業(手書きはスタイラスペンの使用が前提)
1 手書き入力によるスケジュール管理(昔のシステム手帳風な使用)
2 録音しながらタイプもしくは手書きによる議事録などの作成
3 手書きのイラスト作成
4 パソコンと組み合わせてプレゼン(タブレットを相手に渡す)
5 入浴時に防水タブレットで動画を見る
パソコンが有利な作業
1 ワードなどで長文のタイプをする時
2 エクセルなど表計算ソフトでの仕事
3 フォトショップやイラストレーターで作業
4 写真や動画編集、音楽作成などクリエーティブな作業
専門性の高い作業はパソコンで、簡単な作業やスタイラスペンなどを使用して手書きで入力するなどはタブレットでという風に考えると購入時の目安になります。何がしたいのかで有利なデバイスが変わってきます。
※コラムの内容はコラムニストの個人の意見・主張です。