What’s Up, 神主さん?
第7回 地球に感謝&『大祓詞』セッション
2020-04-29
コロナウィルスの影響で外出制限が続き、また、先の見えない不安でストレスフルな日々が続いています。
そんな中、少しでもリフレッシュな時間を、地球への感謝の心を持って過ごしていただければと思い、アースデイの4月22日、地球感謝のお祭りを斎行し、その模様をYouTubeにてライブ配信しました(現在もYouTubeにて視聴可能)。
お祭りで読んだ祭詞は大和言葉で書かれています。現代語にしますと「造化三神(天之御中主神、高御産巣日神、神産巣日神)の前にてお伝えします。御三神が造られた地球は水の惑星と称えられ、その豊かな水が森羅万象万物を生み、自然を育み、人々は東西を問わず感謝の心を持っていましたが、いつの日かその心も薄れ、自然環境を損なうようになってしまいました。その過ちを悟り『アースデイ』と名付けた活動を開始し、人々は手を取り合って自然環境を蘇らせるべく努力しています。人間のその行いと気持ちを微笑ましく思っていただき、活動が進みますようお願いいたします」という内容です。
私が渡米する前は、今日、4月29日はみどりの日で祝日でした。今はみどりの日は5月4日ですね。憲法によりますと、みどりの日は「自然に親しむと共に、その恩恵に感謝し、豊かな心を育むことを趣旨とした祝日」だそうです。
古来、自然の恩恵に感謝してきた日本人ですが、近年はその気持ちが薄れてきていると感じるのは私だけではないと思います。みどりの日には、自然への感謝の行動をファミリーで実践してみてはどうでしょうか?
ストレスが溜まる一方の昨今、当神社では『大祓詞(おおはらえのことば)』セッションをYouTubeにて開始します。『大祓詞』とは、1200年以上前から日本人が唱えてきた詞で、大和言葉で綴られています。瞑想やリフレッシュとして座禅やヨガがメジャーですが、1200年の歴史のある『大祓詞』にトライしてみてはいかがですか? 日本人が信じる『言霊(ことだま)』の力があるとされる『大祓詞』。唱えると自分だけでなく、周囲もリフレッシュされると言われています。効果がなかったら1200年も続かなかったのではないでしょうか?
『大祓詞』セッションの詳細は当神社のウェブサイト、SNS、ニュースレター、YouTubeチャンネルをご参照下さい。
※コラムの内容はコラムニストの個人の意見・主張です。