あんな家こんな人
vol7. 運気のバロメーター
2018-05-31
訪問実地鑑定に行く為に、店を空ける事があります。あるお客様は、何度かご来店を試みているのにその時に限って、留守にしていたり、戻りが遅れたりします。続けて3回も待ちぼうけをされた方がいます。4回目でやっとお顔を会わせることが出来、今の運気とお住まいをお調べしました。彼女はとても悪い運気の真っ最中でした。家の風水も良くありません。お付き合いしていた男性に振り回され、職業は安定せず、同じアパートの住民には意地悪をされる。こういう運気の時は、タイミングも悪くなります。彼女のように何度も待ちぼうけにあったり、希望する日時に予約を入れられない、最も分かりやすいのは交通事故です。ブレーキを踏むタイミングがちょっと遅れた為に事故に会ってしまうことも。この”タイミング”というのが、どうも運気を知るバロメーターのようなのです。
私の師匠は、父親がアル中で、昔のドラマで見るような、丸いちゃぶ台をおかずごとひっくり返すのが日常茶飯事の方だったそうです。「部屋中にオカズが飛び散るのは、ものすごいよ!」とおっしゃいます。幾度と無くお母様と一緒に裸足で夜中に逃げ出したそうです。家も貧しく、どうして自分はこんな不幸なんだ!と世の中の矛盾に憤慨し、よし!こうなったら占いで運を上げるしかない!と小学生の頃決断し、占術を始めたそうです。
先生はご自分を、”占術師”ではなく”風水師”と豪語します。”占術師”も”風水師”も同じ”うらない師”に聞こえますが、大きな違いがあります。コレが当たった、アレが当たったと云うのは、”占い師”。その改善策を提案できるのが、”風水師”です。改善方法まで見つけなければ、責任放棄というものです。
改善方法がある占術に、『風水』『四柱推命』があります。私は、日々その方のタイミングが合うように、様々な知る限りの占術の中からその方のケースに応じた改善方法を探します。前述の彼女は、玄関にタイミングボールを置いて頂いた途端、仕事も決まり、ナント最近知り合った方からプロポーズを受けられたそうです。幸せを掴んだ彼女も初めはモノを置く方法を嫌がっていました。「川の流れを変えるのに石を川にほおる以外に、流れを変える方法はあるの?」と云う私の話に納得されました。それにプラスもうひとついいメソッドを彼女と一緒に行ないました。【どんどん運が開けるメソッド】です。二人で探し当てたメソッドをご自分で試してもらって2ヶ月。徐々に彼女の願望が現実化していったのです。
※コラムの内容はコラムニストの個人の意見・主張です。

