あんな家こんな人
vol.2 日本人は歯が弱い!
2018-03-29
ずっと何年も日本に帰っていない時があった。確か5年半。東京の5年半はかなり色んな物が変わっていた。地下鉄の路線、電車内の外国人の比率、銀座のヨーロピアンブランド店、当然ファッション、民家が小さく見えた。そして特に感じたのはコンビニの品揃えだった。パンや焼き菓子がやたら美味しそうなのがあり、おむすびのバラエティは目をみはる。
で、1つ共通点があった。
おむすびが柔らかい。お菓子が柔らかい。パンも柔らかい。みんなよく噛まなくても飲み込める。最近は年に数回日本に行くので、コンビニだけじゃなく、ファミレスのメニューも柔らかく、おそばも柔らかい。
噛まない=あご退化=人相上意思薄弱、責任転嫁。あごの無い人の特徴だ。
『人相学』を日本で教え始めたせいか、いちいち人の顔にこだわってしまう。日本人はそういう傾向に向かっているのか?
歯の弱い人も多く、歯磨きの重要性もアメリカほどはまだ進んでない気がする。まだビジネスホテルでは、使い捨て(?)の貧弱な歯ブラシが置いてあるところが多い。
人相で云えば、前歯は金運を表すらしい。知人の女性は、とってもオシャレだけれど、歯には無頓着。前歯が抜けてもそのまま。通販好きは、その歯のせい?
「キシリトールは歯を守るから〜。」じゃなくって、硬いコッペパンに硬いクジラ肉のステーキ、そんな給食なんてもうないのだろう。おやつは、硬いおせんべいをバリバリ、硬いスルメをかじり、リンゴを丸ごとガブッ。孫ができたら、そうさせよう。そして意思の硬い、頑固な男になってほしい。女の子でも構わない。さてさて、娘の四柱推命を見直すか。
※コラムの内容はコラムニストの個人の意見・主張です。

