あんな家こんな人
vol.1 頑張れ! 東京タワー
2018-03-15
東京のランドマークのひとつ、東京タワーは、今年開業60周年を迎えます。この春、高さ250mのトップデッキの大改修工事を終え、まもなくトップフロアの営業も開始です。一昨年、東京スカイツリーに少々押され気味の中、3代目 社長から鑑定のご依頼を頂きました。
タワーと足元にあるビルのとてつもない数の図面が続々と届きました。タワー本体からスタートするや否や風水的大問題点発見。建物の中心点(点つまり、面積がなく、存在していないという意味です。)に最良のエネルギーが閉じ込められていました。かなり、致命的な問題です。
しかし、良く調べてみると、エレベーターがタワーの中心にあり、その上下運動が対策となっていたことです。つまり、タワーの中心部(鉛筆に例えると芯)に最良の星(エネルギー)が閉じ込められていたのですが、これをエレベーターの動きで解除し、開放していたのです。入場者が多ければ多い程、いい気が建物全体に行き渡るといった建物なのです。
エレベーターを中心に配したのは、偶然に思えますが、このように、運のいい人(または運のいい時)というのは、無意識にいい選択をしているものです。『神はサイを振らない。』とアインシュタインが云ってますが、こういう仕事をしていると、本当に『偶然』はないのかと感じます。
さて、対策も終えて約1年半。トップデッキが工事でクローズ中にも係らず、営業成績良好とのご報告を頂いています。改修後は、後輩スカイツリーには負けていらせません。東京の「顔」の先輩として集客力を高めることを期待しています。頑張れ!東京タワー。
※コラムの内容はコラムニストの個人の意見・主張です。

