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コラム

編集部
◆インタビュー連載◆17 YAMAさん(タレント・元山本山関)/ 林竜禅先生(高野山米国別院開教師)

2017-02-22

 元関取で今はタレントのYAMAさんと高野山真言宗開教師の林先生の間に共通する相撲・格闘技について二人に聞いた。

 YAMA 相撲は特に短いから色々と考えながらできないんですよ。だから、とっさの判断で動くしかないです。来たものを受ける。

  体が勝手に動くというような境地に達すると、やっぱり強いですよね。

 YAMA 対戦相手の過去のデータを頭の中で考えたり、この相手はこういう傾向だからおそらく今日もこう来るだろうとか考えるけれど、相撲を取り始めたら、その考えを捨てます。

  それができる人たちはルーティンがしっかりできている人たちですよね。できない人たちは、考えすぎてバタバタしています。相撲を観ていると分かります。

 YAMA 相撲は考えたら勝てない。

  鍛錬ですね。僕らでいう“お勤め”というものを毎日毎日することができている人たちが強くなるのはよく分かるから、僕は格闘技が好きですね。修行してるんだなって思いますよ。

 YAMA 相撲に限らず、練習で身につけないといけないと思っていることは、「これだけしたんだから負けるはずがない」という自分に対する自信をつけることです。そのために練習していると思っています。

 ある程度のレベルまで行き着いて、もっと上に行こうとなると、どうすれば自分が強くなるかを一から考え直さないと強くはなれません。

  僕らもお葬式で死者をお送りする時、自分はしっかり拝んでいる人間だから、自分は仏さんとしっかり向き合っているから、修行をしたことによってお送りすることができると思わないとお葬式はできないです。

 服装を整えて髪を切って外見を変えて、印を結び、メンタルももっと変えて、日々のルーティンによって、それらを自分に印象付けます。僕らがプロフェッショナルと言われるためには精神的なコンセントレーションが重要です。修行をするところが格闘技と似ています。

(続く)


※コラムの内容はコラムニストの個人の意見・主張です。
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