編集部
◆インタビュー連載◆13 YAMAさん(タレント・元山本山関)/ 林竜禅先生(高野山米国別院開教師)
2017-02-15
アメリカでタレントとして活躍しているYAMAさん(元日本相撲協会力士・四股名は山本山)と林竜禅先生に、リトル東京で再会した頃について聞いた。
インタビューに応じる林竜禅先生(左)とYAMAさん=高野山米国別院
YAMA 4年前、リトル東京の桑田不動産のマーク桑田さんに誘われて、1st Streetのレストランでご飯を食べていました。
林 そこに僕が(米国別院の)主監のお昼ご飯を取りに行ったら、桑田さんが「おー先生。紹介するよ、僕の友達」って言ったんです。
YAMA 俺は入口に背を向けて座っていたから、「どうも」って後ろを向いたたら「あれっ!竜二、なんでこんなところにいるの?」って。
林 「桑田さん、僕、知ってますよ!」ってなったんです。
九州場所で会った時はほんの1ヶ月半の関わりあいだったから、再会した時はしゃべりかたもお互いに探りさぐりでした。
けれど、昔にほんの少しでも知っていたから、ちょっと仲良くなれるなって思って、「それじゃ遊びにでも行こうか?」ってなったんです。
YAMA 当時、俺はアメリカには短期間だけ滞在する予定だったので、リトル東京でホテル暮らしでした。
竜二と再会してからは、毎日、高野山(米国別院)に通いました。そして最後の数週間は竜二の所に泊めてもらいました。
林 当時、僕はお寺が所有している場所に住んでいて、ちょうど部屋も余っていました。僕はロサンゼルスに来て1年が経ってましたが、近場に同年代の友人という関係の人がいなかったので、僕も良い話相手ができました。
(続く)
※コラムの内容はコラムニストの個人の意見・主張です。