苦楽歳時記
vol144 お薦めの ファーストフード店
2015-04-23
イースト・ロサンゼルス『Tacos Baja Ensenada』の、「フィシュタコ」と「シュリンプタコ」のウマさは、LA一の傑作である。一度行ってみなはれ! 昼時は混雑するので避けた方がよい。
「フィシュタコ」、一ドル五十セント。「シュリンプタコ」、一ドル九十五セント。毎週水曜日は、五十セント引きの出血大サービス。タコをあまり食べない家人も喫驚の味。テイクアウトは絶対に避けるべし。食味が半減してしまう。
ロングビーチにある『England Fish & Chips』は、小さな矩形の店で、目立たない場所にあるにもかかわらず、午前十一時四十〇分を過ぎたあたりから、テイクアウトやダイニングで食する客がゾクゾクと現れる。
通常の「フィシュ・アンド・チップス店」と、価格はほぼ同じであるが、フィシュの量が一・五~六倍。しかもタラの身がパンパンにつまっている。「フィシュ」一個、一ドル九十九セント。
『Mariscos Guillen La Playita』サンタモニカは、メキシコ料理のフードスタンド。ひと味違った珍しいタコとブリトーが味わえる。
特筆に値するのは、他店では賞味できない「爆弾エビのカクテル」、「シーフードカクテル」、「グレートシュリンプ・セビチェ」(厄介なスプーン含む)、「Tostadaデジャバイ」などが、新鮮で清涼かつ乙な味がする。
「セビチェのTostada」は、クランチーなトルティーヤの上にのせてライムを搾っていただくと、爽やかでしっかりとした旨味が味わえる。一度は足を運ぶ価値あり。
各店の住所と地図は、検索かyelpで調べてみてね!
※コラムの内容はコラムニストの個人の意見・主張です。

