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コラム

龍馬ゆかりの人々
第69回龍馬ふるさとに帰る

2014-01-28

 昨年、25回龍馬大会が土佐の高知で開催された。「世界を駆ける龍馬精神」と銘打った大会には、ご常連の各県の龍馬会は言うに及ばず、個人の龍馬愛好者の参加もあった。大会の熱気に巻き込まれれて、会員になった人たちが出現したときく。
 本大会は熱烈龍馬ファンの高知市長・岡崎誠也氏の挨拶で始まり、岡崎正直高知県知事の祝辞へと続いた。実行委員会の報告後は、お待ちかねのゲストスピーカーの登場である。龍馬会の特色は、毎年特色のある講演者が出演する。過去には、6代目桂文枝師匠(当時は桂三枝師匠)、一昨年は安倍晋三首相(当時は自民党党首)が登場した。特に安倍首相は、選挙前のご多忙なときに親睦会にまでお付き合いし、同情さえ感じた。
 さて今回の高知大会のゲストスピーカーは、ロバート・キャンベル氏が「龍馬時代と文学」と題して、見事な日本語で滔々と述べられた。キャンベル先生はカリフォルニア大学バークレイ校卒業後、ハーバート大学大学院で博士号を得て来日し、現在は東京大学大学院で教鞭をとられている。実に日本語に造詣が深く、現代の若い人たちにキャンベル先生の語彙と歴史背景が理解できるだろうか、と思った。
 実は2年前、金沢の北国新聞社主催でキャンベル先生と私と司会者の三人でのパネルディスカッションが企画され、すでに私はアメリカを発って日本にいた。ところが、キャンベル先生が急病で入院したので講演はキャンセルと、新聞社から連絡あった。そのことをステージ裏でキャンベル先生に話したら、「そうでしたねー。あれ大変でした」とおっしゃった。「またの機会に」と言って別れた。大変ご多忙と見えて、講演後は、龍馬空港から東京へ向うとのことであった。学者とはいえ、すごいものだと感銘した。
 来年の大会は横浜が開催地と決まり、東京から通えると思うと気が楽だ。今回は横浜を中心として関東一円の龍馬会合同で開催される。大会委員に山梨県龍馬会長・石川昭子女史が名を連ねている。”おりょうさん”もさぞや悦ぶことであろう。


※コラムの内容はコラムニストの個人の意見・主張です。
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飯沼信子

著述家。静岡県沼津市生まれ。歴史の中に埋もれた、海外で活躍した日本人、
その妻らを取り上げ、「野口英世の妻」「高峰譲吉とその妻」等の本を著す。
2006年、その功により、日本政府より旭日単光章を受章。日本ペンクラブ会
員、日本エッセイストクラブ会員。ウエストヒルズ在住。




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