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コラム

龍馬ゆかりの人々
第67回 龍馬 アメリカに上陸

2013-01-21

 早いもので日刊サンに坂本龍馬とその周辺の出来事について、太平洋を越えつらつらと書き出して5年の月日が過ぎた。事の起こりは、不肖私が日本政府より叙勲の栄誉を戴いた5年前に遡る。受章式に出席するため東京に滞在した際、勝海舟の4代目の孫にあたる五味澄子夫人と再会したのだ。2003年、「長井長義とテレーゼ」を執筆した折、長井家の人々にインタービューした。その時に同席された親戚の中に五味夫人がいた。この人は戦前まで伯爵の称号を持っていた家系で、後に勝海舟の家庭生活をメモにしたノートを私にくださった。そこには、まさに勝海舟のプライベートの内容が書かれていて驚きの言葉につきる。
 坂本龍馬伝については、何十もの著書がある。フィクションあり、新説あり、史実の発見ありで、書き手が史実に重きをおくか、フィクションに重きをおくかの選択は慎重にならざるを得ない。昨年、重要文化財に指定された安岡家は、作家の安岡章太郎の生家で、我が飯沼家も少しばかり関わりがある。安岡家から飯沼家に婿入りした祖先がいる。ここに至ってまた興味しんしんの気分になった。一つの種が次から次へと連鎖されて、つい話のルーツを探したくなる。
 歴史は日々生まれ、積み重ねていく。今日の事実は、明日にはうたかたの如く消え去るかも知れない。それでも書く者にとっては、歴史の裏側から何かを探し、何かを残す道をたゆまず歩くのだろう。こうして来る年もまた龍馬さまに引きずられて古いこと新らしいことに関連したい。
 LA龍馬会も創設されて早や5年となった。同好の志も増して喜ばしい。「龍馬が何だ」、それも良し、「龍馬のように…」と思うのも良し、人それぞれの生き方がある。
 何はともあれ、来る年も佳き年であるように。
MERRY CHRISTMAS AND HAPPY NEW YEAR!


※コラムの内容はコラムニストの個人の意見・主張です。
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飯沼信子

著述家。静岡県沼津市生まれ。歴史の中に埋もれた、海外で活躍した日本人、
その妻らを取り上げ、「野口英世の妻」「高峰譲吉とその妻」等の本を著す。
2006年、その功により、日本政府より旭日単光章を受章。日本ペンクラブ会
員、日本エッセイストクラブ会員。ウエストヒルズ在住。




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