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コラム

龍馬ゆかりの人々
第63回 土佐美人

2012-07-18

 晩年のお龍さんは、龍馬亡き後、転々と流浪していく。坂本家にも長居せず、実妹の君枝は土佐の庄屋千家守之助に託して土佐をあとにしたが、君枝の子孫は今も続いている。姉妹の銅像にも見られるように美人である。つらつらと思いながら土佐にゆかりのある美人を思い起こしてみる。
 ミスユニバースに選ばれた児島明子さんは、戦後の日本復興も波に乗り世は浮かれ気味の時、八頭身の欧米並みに育った日本女性として脚光を浴びた。児島さんは高知生まれで、当地二世でガーデナ市長となったケン中岡夫人のいとこに当たるが、美人系の入交家の血統を受け継いでいる。
 昨年のNHK大河ドラマ『龍馬伝』に平井収ニ郎の妹・加尾を演じたのは、神奈川県生まれ高知育ちの末広涼子さん。我が夫はアメリカ生まれの高知育ち、広末さんと同じ高知の繁華街・帯屋町に住んでいて、子供の頃から美人姉妹で有名だったと言う。龍馬の兄嫁・千野役の島崎和歌子さんは高知生まれで土佐弁も板についていた。
 アメリカの日本舞踊の重鎮と称される藤間勘須磨師匠の両親は土佐出身で、ご両人とも美男美女であった。
 県人会で「我が土佐は美人県だ」と御国自慢をしていたところ、「いやいや隣の愛媛県にも美人いる。その人は東洋宮武写真館のミセスだよ」とさらに御国自慢が続いた。たしかに県人会のピクニックで話題になったことがあった。一世の三美人は、ミセス苅谷だ、ミセス宮武だ、ミセス飯沼だ、まだまだいるよと選考が大変だった。このご夫人たちも、ずうと前に天国に旅だった。今頃はあの世で美人コンテストでもしているかもしれない。審査委員長はお龍さんかもしれない。

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“日系一世の三美人”の一人と言われた筆者の義母・飯沼絹子さん=1930年


“日系一世の三美人”の一人、宮武ヒロさん。ご主人の写真家・宮武東洋さんが撮影した貴重な一枚=1922年 © Toyo Miyatake Studio


※コラムの内容はコラムニストの個人の意見・主張です。
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飯沼信子

著述家。静岡県沼津市生まれ。歴史の中に埋もれた、海外で活躍した日本人、
その妻らを取り上げ、「野口英世の妻」「高峰譲吉とその妻」等の本を著す。
2006年、その功により、日本政府より旭日単光章を受章。日本ペンクラブ会
員、日本エッセイストクラブ会員。ウエストヒルズ在住。




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