NIKKAN SAN 2021-01-05

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コラム

龍馬ゆかりの人々
第40回 新たな龍馬

2011-01-22

 今年の全国龍馬会は、ご本家の土佐で開かれる。この行事は土佐の高知と各地が一年おきに開催される。去る一年は日本中を沸き立たせた。今年もその興奮と愛惜の情は止み難く、今の日本の時勢が混沌している時、視聴者や読者の中に、「今、何かしなければ」、「何か起こさなければ」という気運が起きてきた。

 『龍馬伝』を見ていた年配者は過去の歴史のよみがえりに、「そうだ、そうであったか」と納得する。若い世代はどのように見ているのかと関心をもって見てきたが、単なる侍劇と見ず、平成の龍馬が出現しないかと期待する気配を感じた。それをどうするかと言えば、思案にくれる。

 『坂の上の雲』の連続テレビ劇も、今、失われた建国の精神に立ちあがれる微々たる影響が起きているのではないかと感ずる事もある。

 我が家には日本からの留学生が10年の間に出入りしている。一人一人は新世代の人だが、なかなか確かなビションを持っていて、頼もしく思う。しかし、これらの人達が日本へ帰国してから実際に花開く場所が得られるのかというと、そう簡単ではないらしい。それを育てる環境の整備が出来ていない。ハイテクだけは先進国であるが、日本人の身に着いた生活環境は、何やら習慣と前例という漬物桶の蓋の上にのっていて、重い石を取りはずせない重苦しさを感ずる。

 坂本龍馬のあの時代には、止むに止まれぬ熱血が重い漬物石を跳ねのけたのであるから、想像を絶するエネルギーが必要であった。時代の波は、偶然ではなく必然のエネルギーの発露であろうかと思える。

 今後の同コラムでは、そのエネルギーの発散を途中で摘み取られた人、無実の罪に命をむし取られた人、歴史の中に埋もれた人達に光を当てたいたいと思う。
 龍馬大会は10月。アメリカにいる龍馬ファンにお声をかけます。

 みんなきーや  まっちゅーぜよ     龍馬


※コラムの内容はコラムニストの個人の意見・主張です。
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飯沼信子

著述家。静岡県沼津市生まれ。歴史の中に埋もれた、海外で活躍した日本人、
その妻らを取り上げ、「野口英世の妻」「高峰譲吉とその妻」等の本を著す。
2006年、その功により、日本政府より旭日単光章を受章。日本ペンクラブ会
員、日本エッセイストクラブ会員。ウエストヒルズ在住。




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