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第18回 ポエム・タウン
<成人の部 つぶやきの詩 入賞作品>
日刊サン選 忘れるは許すこと 許すとは自分を育てること 凸凹三郎
佳作 暑さ負けなのか年のせいなのか 石口玲
佳作 人という星の中で溺れた、どしゃ降りの七夕 黒川彩歌
日刊サン選努力賞
どう死ぬかは神様にまかせておくこと 古田和子
早とちり二十字以内を行と読む 工藤紀美子
節水で始めてわかる有難さ自然も守る尊さと 鈴木ロジー
選者のことば
今回の選考はかなり迷いました。そして選んだ3編は、それぞれに違うスタイルかと思います。他にもクスっと笑ってしまう作品や深みのある作品もありました。
「忘れるは―」。この部門の常連となった凸凹さんの作品からは、いつも何かがにじみ出ている感じがします。この世に生まれ、生きてる間、己はどう生きるのか、自問自答した結果のつぶやきでしょうか。
「暑さ―」。もうそろそろ自分の老いを自覚する時なのか…いいや、そんなはずはない…でも…。迷う年頃でもありますね。
「人という―」。たった二十文字で表現された世界の広さに驚きました。