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第17回 ポエム・タウン
<青少年の部>
つるつる 白形千代/b>
わたしはそばが大好き。
食べるとつるつるといいます。
わたしはつるつると言います。
海 白形小菊
海へあいさつをしに行った。
砂が足の指を包んで、あいさつをしてくれた。
波が走りながら手をふってくれた。
おひさまが頭を出して、私と目があった。そして笑顔でみつめてくれた。
海へあいさつをしに行った。
雲 白形愛一朗
いろんな形の雲がある。
人間も同じ、いろんな人がいる。
自分が自分である事を感謝しなきゃ。
選者のことば
★ダップルグレイ小学校
『つるつる』二年 白形千代さん。そばが大好きな千代さんは、「食べるとつるつるといいます」。「わたしもつるつると言います」のところが、ゆかいです。幸せを感じさせてくれます。
★ミラレステ中学校
『海』六年 白形小菊さん。この詩を一読して感動を憶えました。それぞれが素晴らしい想像力であり、表現力です。少し惜しいのは最後の行です。もう一度、考えてみてください。
『雲』八年生 白形愛一朗さん。雲の形はいろいろ、人間もいろんな人がいる。「自分が自分である」が、よく効いています。最後は感謝で結んでいます。感謝の心は大切です。
(新井雅之)