南加愛媛県人会、創立115周年を盛大に祝賀
2025-12-06
南加愛媛県人会は11月9日、モンテベロ市のクワイエットキャノンにて創立115周年記念祝賀会を開催した。会場には、愛媛県の菅規行副知事をはじめ、同県議会議員、同会会員、各県人会会長、日系コミュニティー団体代表ら約170人が出席し、節目を祝った。
大谷喜平会長は挨拶で出席者に謝意を述べるとともに「国籍や背景の異なる仲間とも、愛媛の文化や精神を分かち合っていってほしい」と若い世代にエールを送った。
菅副知事は、出席できなかった中村時広愛媛県知事の祝辞を代読し、「南加愛媛県人会は長い歴史の中で困難を乗り越え、次世代に文化を継承しながら愛媛を発信してくださっていることを心強く思います」と述べた。
来賓挨拶の後は、愛媛の風景写真のスライド上映が行われ、続いて宇和島屋アジアンマーケットの森口富夫会長が講話をした
事前に募集されたエッセイコンテスト“EHIME AND ME(愛媛とわたし)”では、青野治生さん、田中世貢さん、ピーターズ里愛さん、バズビー愛羽さんが入賞し、それぞれが日本語または英語で作品を発表した。
また、長寿者と功労者の表彰も行われ、特別功労者にはキクチファミリー、松秀二郎氏、マイケル・ヴォーン氏が選ばれた。
式典の最後には、菅副知事から大谷会長へ感謝状が贈呈され、記念品の交換が行われた。全員で『ふるさと』を合唱し、盛会のうちに閉幕した。
(右から)大谷喜平会長、菅規行副知事、神谷直子首席領事、大西誠県議会副議長
特別功労者表彰を受けた3名
エッセイコンテストに入賞した4名
森山知亜美氏による書道パフォーマンス










