Mutual Tradingが『第34回日本食&レストランエキスポ』を開催
2025-11-15
『日本の味を世界の人々に』をスローガンに、米国内外で日本の食品およびレストラン業界の発展を支えるMutual Trading（共同貿易）は9月25日、パサデナ・コンベンションセンターにて『第34回日本食＆レストランエキスポ』を開催した。本イベントは、日本国外で行われるB to B形式の日本食ビジネスショーとして最も歴史があり、最大規模を誇る。
当日は、レストラン経営者や料理人、飲食関連業者など約1,800人が来場。レストラン業界の専門職とサプライヤーが直接交流できる場として、活発な商談や情報交換が行われた。
会場には、食品関連、酒類（日本酒・焼酎・ビール）、レストランサプライ、雑貨類など150以上のブースが並び、コンベンションセンター全館を貸し切っての開催となった。
近年はRTD（Ready to Drink）飲料や小瓶タイプの日本酒の需要が急速に拡大しており、日本の酒造メーカーが新たな市場を切り開くための革新を進めていることも紹介された。また、レストラン業界の人手不足を背景に、調理の手間を軽減できる食材の注目度も高まっている。
同社の大畑正敏社長は「今年のテーマは、『 敬天愛食』日本食を通じて、人・地域・そして未来をつなぐ。和食は、単なる料理ではなく、調和とおもてなし、そして文化を紡ぐ心の象徴です。何世紀にもわたる醸造の伝統を大切にしながらも、現代のライフスタイルに寄り添う新たな表現へと進化を続けています。私たちは、バラエティ豊かな食材の提供を通じて、カジュアルからハイエンドまで幅広いニーズに応え、多様な食の未来を創造していきます」と述べた。
