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ローカルニュース

在ロサンゼルス日本国総領事館 令和6年春の叙勲受章者を発表

2024-05-24

竹花氏とボーランド氏が受章

 4月29日(日本時間),日本政府は,令和6年春の叙勲受章者を発表しました。在ロサンゼルス日本国総領事館管轄区域関係者では、竹花晴夫氏とボーランド昭子氏が受章しました。

竹花晴夫氏 【旭日双光章】


 竹花晴夫氏は、平成16年より現在まで南加日系商工会議所理事及び役員、平成24年から25年までと令和4年から現在に至るまでは、同団体の会頭を務められてきました。同団体とほかの団体との交流・つながりを深めるため、リトル・トーキョーの活性化と安全を守る小東京実業組合など、他の日系団体でも積極的に奉仕しながら、同時に、開かれた南加日系商工会議所を目指し、日系の企業や個人経営者の経済活動の後押しや、相互のビジネスの紹介の場を広げることに、多大に寄与されてきました。

 日系パイオニアセンターでは、理事、上級副会長、5年間の会長職を務めたのち、現在では、顧問・相談役として活躍されています。令和2年の新型コロナ対策ではいち早く会員やボランティアの防疫処置を取り、全会員に物資援助を給付。未曾有の病禍への不安で混乱するなか、先頭に立ってリーダーシップを発揮し、日系コミュニティに献身的に奉仕されました。

 同氏は、南加長野県人会で会長職を10年務め、現在は名誉会長として当県人会をとりまとめています。平成23年には南加県人会協議会理事に就任され、現在に至ります。

 平成24年に入会した米国書道研究会では、平成26年より令和4年まで理事長を、現在は顧問を務められています。南カリフォルニア及び米国他都市の大学やシニアケアセンターでボランティアによる書道のデモンストレーションを開催するなどし、参加者からの質問にていねいに答えたり、書道の精神を説いたりすることより、日本文化の継承・普及に大きく貢献されてきました。

 同氏は、平成22年に日系パイオニアセンター功労賞、平成29年に二世週祭基金日系パイオニア・スピリット・アワードを受賞、令和3年に総領事表彰を受章されました。また、大学に進む日系の若者のための基金「日米修好百周年記念奨学基金」の副会長を13年務め現在に至りますが、平成31年には、日米修好百周年記念奨学基金へ個人的に長年寄付を行った功績により、日米修好百周年記念奨学基金功労賞を受賞されています。

 同氏は、長年にわたり日本と南カリフォルニアの日系コミュニティとの架け橋となり、主に現地日系コミュニティの経済活動の向上に多大に寄与してきたほか、日本文化の普及、現地日系高齢者のための福祉向上に努められてきました。日系コミュニティを中心とした数々の非営利団体のリーダーとして、現在も、精力的に奉仕・活動されています。


ボーランド昭子氏 【旭日単光章】

 ボーランド昭子氏は、昭和48年にいけばな小原流サンディエゴ支部を設立し、初代支部長に就任されました。35年間支部長を務め、同団体は北米最大規模を誇る支部に成長しました。平成8年にはいけばな小原流教務(グランドマスター)の称号、平成20年にはいけばな小原流最高顧問である小原稚子氏よりアメリカでは初となる“Founder Advisor(創立顧問)”の称号を得ました。平成30年サンディエゴ支部は二つの支部に分かれ、同氏は片方であるサンディエゴ和美支部を設立し2年間支部長を務められました。その後は和美支部の創立顧問に就任されています。

 同氏は、渡米直後の昭和45年よりサンディエゴ・コミュニティ・カレッジ・ディストリクトにて生け花を指導。昭和50年にサンディエゴ・コミュニティ・カレッジ・ディストリクトの講師資格を取得し、50年以上講師として活躍されました。「アキコ・センセイ」と慕われており、これまで指導した生徒数は数千人を超え、文化背景や人種の垣根なく日本の生け花を指導されてきました。

 同氏はイケバナ・インターナショナル・サンディエゴ支部にて50年以上積極的に活動しており、昭和63年にサンディエゴで開催された第11回イケバナ・インターナショナル・北米地区総会では開催委員として小原流四世家元・小原夏樹氏によるワークショップやデモンストレーションの開催に向けた調整に従事されました。平成2年同氏の活躍が東京本部にも届き“Life Time Member(永久会員)”に選出されました。平成24年にはボストン支部に招かれ生け花デモンストレーションを披露。在ボストン総領事より感謝状を受けられました。

 平成14年、同氏は北米小原流教授協会設立の発起人となりました。同氏は名誉会員として米国各地やカナダで開催される北米小原流教授協会の行事にも積極的に協力されました。平成19年サンディエゴで開催された総会では会長を務め、日本からの講師招聘に尽力されました。

 平成8年、同氏はハンドレリー・ホテルにて生け花の個展を開催し、数千人を超える来館者数を記録。女性単独による個展は話題を呼び、当時のカリフォルニア州知事であったグレイ・デイビス氏より表彰を受けました。平成12年、同氏は著書「いけばな・花と調和」を出版。様々な生け花のスタイルや作り方が紹介された本書は様々な国の生け花団体の会員や生徒にも広く教材として知られ利用されており、国や団体を超えての日本文化への理解促進に大きく貢献されています。



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