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ローカルニュース

協同システム・スピーチコンテスト

2019-03-28

 創立108年を迎えた日本語学園協同システムの連合スピーチコンテスト(小学部第68回、中学部・高等学部第32回)が3月23日、リトル東京の禅宗寺で行われた。
 羅府中央学園、バレー学園、パサデナ学園、第一学園アーバイン校、中高学部の5校に約300人の生徒が在籍。日本語を第二言語として教えることを基本方針に、毎週土曜日に日本語と日本文化のクラスで幅広く教育している。 当日は、各校から選抜された44人がスピーチコンテストに参加し、小学部低学年では日常の出来事を日記のように、高学年は自分の意見や社会問題に関するスピーチもあり、各生徒の日頃の練習の成果が発揮された。特に今年は小学部のレベルが高く、何も見ないですらすらと、堂々とスピーチする姿が印象的だった。また、両親ともに日本語が母国語ではない学園特別選出された生徒のスピーチ内容も良かった。
 同校の村方清学園長は、「みなさんが社会人になったとき,日本語でも英語でも言葉で伝えることが大切になってきます。自分の考えや意見を他の人の前ではっきり積極的に、話しをすることで自信がついてきますので、頑張ってください」と激励の挨拶をした。
 同校の小林政子理事長は、「日本の学校では人前でスピーチするというのは、あまり機会がありませんので、私を含めて苦手という人が多いのではと思います。それに比べ、当校の生徒さんたちのスピーチが年々上達しているのには驚かされます。今日までご指導していただいた先生方と生徒さんの努力の賜物だと思います」と労いの言葉を述べた。
 6人の審査員により最高得点特別賞に選ばれたのは小学部の野口桐禾さんの『サイン(手話)』、高学年の西愛妃奈さんの『神様が与えてくれたセカンドチャンス』というそれぞれの題目でスピーチした。最高得点の二人には副賞としてギフト券が贈られた。
◆各部門の最高得点は次の通り
☆小学年低学年 野口桐禾(ひさか)さん
☆小学年高学年 大泉美和(みわ)さん
☆学園特別選出 ララヤン タマラさん
☆中学部  古宮沙羅(さら)さん
☆高等学部 西愛妃奈(あきな)さん

高学年の最高得点特別賞の西愛妃奈さん



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