協同システム・新学園長就任披露会
2018-09-21
創立107年を迎えた日本語学園「協同システム」は9月9日、新学園長就任披露会と新役員幹部紹介をリトル東京の日米文化会館で、日系社会の代表約80人を集めて行った
今年2月に田中雅美・学園長が急逝したことで、園長代行を置いて運営していたが、7月に新学園長に村方清氏を選任し、就任していた。在米42年になる村方氏は、大手銀行、不動産会社で経営に携わり、2005年から6年間、ロサンゼルスの日本語補習校「あさひ学園」の理事などを歴任し、 2014年から「協同システム」のアドバイザーを兼ねながらパサデナ学園で日本語を教えていた。
就任の挨拶で村方学園長は、ここ10年間日本語学校に入る生徒数が減っている一方で、日系以外の方が日本語を習得を望む生徒が増えている。日本語をしっかり継承していく為には、土曜日だけのクラスだけでは限界がある、家庭でも日本語を親しめる環境が大事と訴えた。
同校は羅府中央学園、バレー学園、パサデナ学園、第一学園アーバイン校、小中高学部の5校に約300人の生徒が在籍。日本語を第二言語として教えることを基本方針に、毎週土曜日に日本語と日本文化のクラスで幅広く教育している。
挨拶する村方清学園長
就任を祝った手作りケーキ
新体制の門出に乾杯
和楽器によるパフォーマンス
協同システムの小林政子理事長(中央)、新役員、日本語主任教師、卒業生

