JSPACCシブリング会がパーティを盛り上げる
2015-12-04
活動を通して「人とのコミュニケーション能力がついた」
ハロウィーンパーティを主催したJSPACCのシブリング会メンバーたち。会員たちに楽しんでもらおうと学業の傍らに準備を重ねてきた。パーティで、ヒロノシン・オザキ会長(後列左端)は司会進行役を務めた
ロサンゼルスを拠点に、障害を持つ子供の日本語を話す親たちが組織するサポートグループ「手をつなぐ親の会(JSPACC)」の中にあるシブリング会が10月末に毎年恒例のハローウィンパーティーを主催した。会員たちはアニメキャラに扮したり手作りのコスチュームを身につけてコスチュームコンテストに参加したり、ゲームをしたりして楽しんだ。
障害を持つ子供の兄弟姉妹で構成されるシブリング会の三代目会長、ヒロノシン・オザキさんは、JSPACCが主催した障害を持つ子供たちが主演したミュージカル「ミラクル・キャッツ」をはじめ、さまざまな活動に参加してきた。「親や他の兄弟たちが人前ではやりにくいことをやってきたので力がついたのか、人とのコミュニケーション能力がすごくついたと思います。コミュニケーションという力が備わっていると将来もあまり困らないだろうなって思います。この活動は自分の力になっています」と話した。
二代目会長だったヒロノシンさんの兄・カイトさんをはじめ、高校卒業後に進学のためロサンゼルスを離れたメンバーも多い。現在は10人弱のシブリング会だが「もっとメンバーを増やして発展させたい」と豊富を語った。次のJSPACCのイベントは12月6日のホリデーパーティ。勉強と両立させながら活動するシブリング会メンバーたちの今後が楽しみだ。
コスチュームコンテスト1位を獲得した野口ファミリー(左)。2位は池内ファミリー、3位は野嶋ファミリー。アートコンテストの1位はファンエミリちゃん&エラちゃん、2位は伊藤源君、3位は藤田虎太郎君
2位の池内ファミリー
他にもさまざまな賞があり、ハロウィーンパーティは大成功!
ユニーク賞 藤田ファミリー
家族賞 ガーヴィーファミリー
こわいで賞 山田ファミリー
審査員賞 磯崎ファミリー
努力賞 松下ファミリー
かっこいいで賞 尾崎ファミリー
かわいい賞 大森彩世
パワフル賞 伊藤ファミリー
=Tomomi Kanemaru

