協同システムが連合スピーチコンテストを開催!小・中・高等学部
2014-03-31
3月22日、創立103年を迎えた日本語学園協同システムの連合スピーチコンテスト(小学部第63回、中学部・高等学部第27回)がリトル東京の禅宗寺で行われた。
羅府中央学園、バレー学園、パサデナ学園、アーバイン学園、中高学部の5校に約500人の生徒が在籍。日本語を第二言語として教えることを基本方針に、毎週土曜日に日本語と日本文化のクラスで幅広く教育している。
当日は、各校から選抜された53人がスピーチコンテストに参加し、小学部低学年では日常の出来事を日記のように、高学年は自分の意見や社会問題に関するスピーチもあり、各生徒の日頃の練習の成果が発揮された。
6人の審査員により最優秀賞に選ばれたのは細貝ミッシェルさん、『Peter』(彼女の弟名)という題目でスピーチした。
同校の田中雅美学園長は、「一人でも多くの生徒にスピーチコンテストに参加していただきたい、一人でも多くの方に見に来ていただきたい、そして、一人でも多くの生徒に賞をあげたい。本当に良く頑張っていたと思います。結果の如何に関われず参加したことに意義があると思います。今日の経験が将来の糧になるように頑張っていただきたいと思います」と激励の挨拶をした。
同校の平山安正理事長は、「日本の学校に一・二週間でも体験入学することは、子供にとって非常に良い経験になります。日本語の上達が戻ってから格段に違います」と話した。
◆各部門の最高得点は次の通り
☆小学年低学年 上村長女さん
☆小学年高学年 小室ハンターさん
☆学園特別選出 ノーランド歩美さん
☆中学年 尾崎理子さん
☆高等学部 細貝ミッシェルさん
最優秀賞で日本往復航空券を獲得した細貝ミッシェルさん

