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ローカルニュース

七味会恒例の夏セミナーを開催!

2013-07-12

 6月28日、米国に進出する日系食品会社・57社で構成される七味会(1980年設立)の2013年度夏セミナーに、トーレンス市のダブルツリーホテルで約60人が参加した。在ロサンゼルス領事館の天野宏之領事、日本貿易振興機構の吉村佐知子ロサンゼルス事務所長、日米協会の天野香織ディレクターが挨拶した。今回は、日本との関わりも深いサンキスト・グロワーズ社セールス&マーケティング部門のケビン・フィオリー副社長をゲストに迎え、『米系スーパーマーケットへのアプローチと取引』という題目で講演を行った。 
 フィオリー氏は、サンキスト社は毎年売上げを伸ばしており、ビジネスをするあたって大事な事として販売先の小売店と強力な信頼関係を構築すること、流通の責任や支払いの厳守さらに商品管理などを大切にしてくれるクライアントを広げ、その逆は極力減らしていくことなどを挙げた。消費者にどのようにアプローチしているかというと、商品の陳列、新鮮さ、セールスポイントが伝わるかによって54%の消費者が買うか買わないか判断されるという。47%はお店のプロモーションに影響を受け、44%は常連の消費者という。また、宣伝に関しては、39%が新聞広告により買うか買わないか判断され、テレビのコマーシャルは28%だけしか影響されない。ウェブサイトの影響は26%で過去一年間の販売元のウェブサイトやフェイスブックに85%は訪問もしていないという。消費者が求めているものは、69%がクーポンや割引、59%がレシピ、34%が皮を剥いたりする方法、27%が新商品に対しての情報という。
 出席した七味会の会員は、「すごくためになりました。こういう生の情報を聞くチャンスが得られラッキーです」と語った。

サンキスト社のケビン・フィオレー氏


挨拶する七味会の宮里勝吉会長



米国で日本食を広めようと結成した七味会のメンバー、米系スーパーマーケットへのアプローチが課題という



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