Nikkan SAN

ロサンゼルスの求人、クラシファイド、地元情報など

日刊サンはロサンゼルスの日本語新聞です。 記事は毎日更新、求人、クラシファイドは毎週木曜5時更新。

ローカルニュース

南加県人会協議会会長・岩下寿盛さんインタビュー

2013-03-05

時代の流れに合った会の運営が問われる時

 ロサンゼルスにある40の県人会が加盟する南加県人会協議会の新役員就任式が、今月、モンテベロ市にあるクワイエット・キャノンで開催された。各県人会からの出席者に加え、新美潤在ロサンゼルス総領事や青木義男南加日系商工会議所会頭など日系の主立った団体からも多くの代表らが出席した。
 2013年会長に就任したのは、昨年に引き続き、岩下寿盛さん。新役員たちと共に「さらなる改革」を目指して、2期目をスタートさせた。過去32年間、同会会長は任期1年で変っており、久しぶりの“2期目を務める会長”が誕生した。岩下会長に、2期目の課題など話を聞いた。
各県人会会長と模索中

―2期目を務める会長誕生は32年ぶりに
 「去年から協議会の改革に取り組んでいて、それを多くの方が認めてくださって、2期目をということになりました」
 ―現在、25の南加にある県人会が100周年を迎え、会員たちの高齢化が進んでいる。このままでは存続が難しいのでは?
 「そのためには何かをしなければいけない。昨年から、県人会の意見を反映した会の運営をするために、2ヶ月に1回、県人会会長だけで集まっています。『もっと県人会のために何かしてほしい』と県人会会長たちから要望が出ています。
 県人会と協議会は、親子だと思っているんです。子ども(県人会)が困っている時に、親(協議会)が何かをしてあげるというのが家族だと思うんです。活動してない県人会もいっぱいあるんですよね。それをどうにかできないかって。
 40の県人会が集まって、何かをしたらどうかという話も出ているんですよ。 例えば、いくつかの県人会で集まって、ピクニックを合同でやるとか。または、 日本全国から人が集まっているので、それぞれの郷土文化があります。それをもっと認めてもらって、広げていけたらと思っています。毎夏行うLA七夕祭りはその一つですね。そういうことに力を入れていけたら」
 ―フェイスブックなどの登場でコミュニケーションの形も以前と異なってきた  
 「今は、ウェブサイトでやっています。時代の流れに合った会の運営が一番大事だと思っています。今、何をすべきかと、県人会の会長さんたちと模索しているところなんですよ。できるだけ早く結果を出せればいいです」 *南加県人会協議会サイトは、www.kenjinkaikyogikai.org

日系社会の縁の下の力持ち

 ―南加県人会協議会は、活動資金の取り扱いなどを主な理由に2011年から非営利団体になった
 「(非営利団体になり)これまでの会則で合わなくなってきたことも出てきました。作り直している最中で、まだまだ半分いってないです。今年いっぱいでやり終えるのが、一番の課題です」
 ―南加日系コミュニティーにとって、 “県人会”とは?
 「縁の下の力持ちだと思っています。現在、日系団体は、南加に100ほどあるんじゃないでしょうか。その土台を作ってきたのが県人会じゃないかなと思います。支えることで、縁の下の力持ちでありたいと思っています。表に出なくてもいいので、日系社会を支えていけたら。
 南加日系商工会議所の青木会頭に『何か一緒にやりましょう』って声をかけられました。何をするかは全く決ってないですが、これまで日商と協議会が一緒に何かをすることもなかったので…。やはり、日商と協議会が音頭をとらないといかんだろうなと、二人で話し合ってます」
 会員たちの高齢化によって会の存続が危ぶまれている団体が、日系コミュニティーには数多くあり、“時代に合ったあり方”が問われている。南加県人会協議会もその一つだ。存続に改革は必要だが、歴史が長い分、これまでのものを変えるのに1年や2年の任期で十分な改革ができるのか。来年、同協議会は創立50周年を迎え、記念式典は2014年9月14日に行なわれる。どんな形で50周年を迎えるのか、今後の動向が注目される。   
=Tomomi Kanemaru


南加県人会協議会顧問・三宅明己さん  ただいま94歳!
100歳まで生きる!まだまだ何もしてない、恩返しに全力投球!
 南加県人会協議会の顧問、三宅明己さんは現在94歳で、協議会の最長老。ますます元気の三宅さんに話を聞いた。
―94歳には見えないですね
 みなさんに良くしていただいて、会合に出て楽しいんです。私もあと6年したら100歳ですからね、楽しいですよ。私のビジョンは、100歳まで生きる。生きたいと思っているわけ。今、一日一日ずつ、そこに近づきつつあるでしょ。だから楽しいの。前はまた正月だ、年をとったって楽しくなかったの。
―南加県人会協議会に変化が起きている
 若い人の運営がいい風に変ってきている。私のようなオールドなのはもうダメなの。いい風に変ってきているから、私は楽しみで応援に来てるの。
 私は何にもならない一介の農夫だから、頭の機転もないし、英語も分からない。おかげさまで、(会合に)出てくると、みなさんの良い知識を少しずついただくことができます。そうしたら、私も少しずつ若返ったりね、古い考えを切り捨てて、新しい考えで前進することができるんです。
 私も、もうしばらく恩返しをしようって思っているの。まだまだ何もしてない。6年間、できるだけ全力投球していこうと思っているんです。


2期目を迎えた岩下寿盛南加県人会協議会会長(右)と新美潤在ロサンゼルス総領事


ピースサインで撮影に応じる三宅明己顧問(左)と三宅顧問のポーズに思わず笑みがこぼれる青木義男南加日系商工会議所会頭。青木会頭は「諸先輩たちがこれまで、どれくらい心血流したかを私たちが認識しないといけない。先輩たちの考えを、私たちが微力ながら、受け継いで、先に進んでいったらいいと思っています」と大先輩を前にコメント=2013年2月10日


祝吟を歌った国誠流詩吟会師範 中村国司さん


比嘉朝儀県人会協議会顧問が乾杯の音頭をとった



Facebook   Twieet
最新のクラシファイド 定期購読
Parexel Japan Graphics ロサンゼルスのWEB制作(デザイン/開発/SEO)はSOTO-MEDIA Bear Tours サボテンブラザーズ





ページトップへ