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特別寄稿

Vol.54 こんなとき、どうする?「日本の高齢者の住まい。どうする?日本の実家・賃貸の場合」
 超・超高齢化社会となった日本。2年後の2025年には日本の全人口の4人に1人が75歳以上の高齢者になると予測されています。それに伴い、高齢者の独り暮らしも増えて、社会との接点が少なくなる「閉じこもり」や「緊急時の対応」などが社会問題になっています。今回は高齢者を取り巻く住環境について、実際のケースを取り上げながら賃貸住宅の場合についてご紹介します。

「高齢なので賃貸アパートを出て行って!」
年齢を理由にオーナーから退去を迫られる

 今、日本では60歳以上の人が新たに賃貸住宅に入居するのはとても困難な状況です。なぜなら高齢者は若者に比べて健康リスクが高いため、貸主(以下、オーナー)が契約を避けるケースが非常に多いのが現状です。また、ずっと住み続けていた賃貸住宅でも更新を断られるケースも見られます。ただ、法的には「高齢」という理由だけでは契約解除をすることはできません。契約解除をするには「法的に定められる正当な理由」が必要となり、万が一、オーナーから更新拒否をされても借主が拒否をすることで、今までの契約がそのまま継続(法定更新)されるので、契約は継続することができます。ただ、なかにはオーナーと借主が友人関係であったり、法的な対応はしたくないという理由で今まで住んでいたアパートを退去して、住み替えを選んだ人もいます。

高齢者の住み替え。「娘夫婦の近くで暮らす」という選択をしたAさんの場合。 
 「高齢を理由」に退去を迫られ、これからの暮らしを考えた時に「住み替え」を選んだAさんのケースをご紹介します。Aさんは当時78歳・女性、独り暮らし。生まれてからずっと三重県で生活、2人の子ども達は東京でそれぞれの家族と暮らす。Aさんは78歳という年齢もあり、夜間や緊急時など、独り暮らしに少し不安を感じるようになっていました。そこで、Aさんは「子ども達の近くで暮らしたい」と東京への住み替えを希望して、娘夫婦の近くで新たな賃貸住宅を探し始めました。ただ、やはり高齢者の独り暮らしは入居を受け入れてくれる所が非常に少なく、2,000件以上探しても希望物件は出てこない。やっと信頼できる不動産会社の営業の人に出逢い、その人が200件以上の物件をあたってくれたけれど、入居オッケーだったのは3件のみ。その物件の入居条件は「家族が近くに住んでいること」「何かあった時に家族がすぐに駆け付けることができること」。
 Aさんはなんとか希望の物件に入居することはできましたが、日本では高齢者が新たに賃貸住宅に入居するのはとてもハードルが高いことがこのケースでも分かります。
 
 
高齢者の住み替えには、
「サービス付き高齢者向け住宅(サ付き・サ高住)」の活用を。

 先ほどのAさんのケースのように高齢者が賃貸住宅へ新たに入居するのはとてもキビシイ状況です。そこで活用したいのが「サービス付き高齢者向け住宅」。いわゆる「サ付き」「サ高住」と呼ばれているものです(以下、サ高住)。サ高住とは、安否確認や様々な生活支援サービスを受けられるバリアフリー対応の賃貸住宅で、次の3つが主な特徴です。

  ①入居者: 自立の方、比較的介護度が軽い方、
        自宅での暮らしに不安を感じている方
  ②暮らし方:各居室にトイレ、キッチン、浴室などがついている物件も多く、
        自由度の高い暮らしができる。
  ③契約形態:賃貸契約

 サ高住は多種多様です。現在、日本にはサ高住を含め、4万件以上の高齢者向け住宅・施設がありますので、日本で探すときにはプロに相談することをお勧めします。
 


 
ひとくちメモ ~私の母84歳~ No.53
「母とエスカルゴ。おもひでぽろぽろ。他界した兄のこと」⑥

 4か月ぶりの母とのおでかけで、母は初めてのイタリアンのファミレスにウキウキ。運ばれてくるワインやお料理を楽しんでいると「だいぶ前にカツヤ(兄)とあやさん(私)と3人でエスカルゴ食べに行ったことあったね。」「あの時のエスカルゴ美味しかったね。」母は4年前に交通事故で他界した兄のことを話し始める。それも兄がまだ独身だった20代の頃の話。母親にとって息子はとても可愛い存在。そんな息子を突然亡くした悲しみは私には計り知れない。だけれども、いま、こうやって新緑を見ながら兄の思い出を話している母の表情は柔らかい。年月が母の心を癒してくれたのだろうか。今年85歳になる母。あと何回、私は母とおでかけできるのだろう。窓から見える新緑を見ながら、ふと思った。(続く)

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