NIKKAN SAN 2021-01-05

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特別寄稿

vol.25 こんなとき、どうする? 「日本の老人ホームに入居する前に、やっておいた方がいいことは?」
 超高齢化社会が進み、2025年には日本の全人口の約4人に1人が75歳以上の高齢者となるというデータが出ている日本。高齢の親の介護のために家族が離職する「介護離職」も年々増え続け、高齢の親や配偶者の介護を家族だけで行うのには無理があるということが世間でも分かってきました。このような状況の中、自宅での介護が困難になって高齢者向け施設(老人ホーム)に入居するケースは年々増えています。今回は日本の老人ホームに入居する前にやっておいた方がいい、ちょっと意外なことをご紹介します。

日本の高齢者向け施設は全国に4万以上。
居室はワンルーム(Studio)が主流。

 日本の高齢者向け施設は種類もサービスも様々で全国に4万以上の施設があります。それらの施設の居室は、2人用の大きな部屋は1DKや1LDK(1Bedroom)。1人用の部屋はほとんどが1Kやワンルーム(Studio)。地域や料金によって異なりますが全体的にみて、部屋の広さはご夫婦用の2人部屋で50~60㎡、1人用の部屋は15~20㎡が主流となっています。居室は小さめですが、入居者が使える共有スペースとして、リビングや食堂、お風呂や洗濯室などを設けている施設が多いので、居室は「自分の部屋」と捉えれば、さほど狭さは感じないと思います。ただ、日本の高齢者向け施設の居室は意外と小さいのが現状です。

意外な盲点!日本の高齢者向け施設に入居する前には、
荷物の整理「断捨離」が必須。

 日本の高齢者向け施設に入居する前に、家族や本人が意外と困るのが「荷物の整理」です。施設の居室はワンルーム(Studio)や1DK(1Bedroom)が主流なので多くの荷物は入りません。1人用の居室に置けるのは、ベッドとテレビ、小さめの洋服ダンスや引き出しタンスくらいです。長年住んでいた自宅には、大きな洋服ダンスや食器棚、今は使っていない子どもの勉強机や本、家族で使っていた大量の食器や思い出の詰まった焼き物やアルバム、今は着ていない洋服や着物などが沢山あふれていると思います。高齢になってから荷物の整理をするのは、思った以上に体力と時間を使います。「今は元気だけれど、介護が必要になったら老人ホームに入居したい。」そう思っているならば、今のうちから少しずつ荷物の整理をしてワンルーム(Studio)に入るくらいに「断捨離」しておくことをお勧めします。

 急に介護が必要となることは多々あります。たとえ家族が日本にいる高齢の親の実家に行って荷物整理ができない状況だったとしても、プロの業者を使うなど方法は色々とあります。物には家族との思い出の品もありますので、親御さんの気持ちを大切にしながら、早めにできることから進めておきたいですね。
 

ひとくちメモ ~私の母82歳~ No.25
「兄と母のこれからのことを話し合う』の巻

 東京へ呼び寄せ、私達夫婦の家の近くに住んでいる母。今は元気だけれど、「介護が必要になったらどうするか。」「最後のお別れまでの看取りはどうするか。」こういうことは家族でも話しにくい内容。ただ、今のうちに話しておきたくて「母のこれからのこと」を兄と話し合った。母の東京での新生活の環境を整えるのは私。母に介護が必要になったり、看取りまでは兄がする。そう二人で役割分担を決めて私の心はとても軽くなり「兄がいるっていいなぁ」と心から思った。その1週間後、まさか!こんなことが起こるとは。(続く)

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