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特別寄稿

vol.19 こんなとき、どうする? 「認知症を予防する散歩・ウォーキングの違いを知りたい」
 超高齢化社会が急速に進む日本。5年後の2025年には団塊の世代が全て75歳以上に達し、未曾有の「認知症社会」が訪れます。厚生労働省は2025年には認知症の人が730万人を超えると発表していますが、NHKや各専門機関の調査によると、軽度認知障害(MCI)になる人の数は580万人を超える見込みがあるとされています。認知症の高齢者数を合計すると1,300万人。日本国民の9人に1人、65歳以上に限れば、3人に1人が認知症、あるいは認知症の予備群になるという「認知症1,300万人時代」が訪れる可能性が浮かび上がってきました。
 ただ、認知症は適度な運動や脳を活性化させることで予防や進行を遅らせることができます。今回は認知症予防に効果的な散歩・ウォーキングをご紹介します。

散歩・ウォーキングを日々の生活に取り入れ、
適度な運動と脳の活性化を。

 認知症には、アルツハイマー型認知症、脳血管性認知症、レビー小体型認知症、前頭側頭型認知症がありますが、いずれも脳に障害が起こることで発症します。現在の医学ではこれらの認知症を確実に予防して完治させる方法はありませんが、認知症を予防するには、身体の健康を保つ有酸素運動と脳を活性化させることが効果的だと言われています。
 「散歩」と「ウォーキング」は、同じように歩くことを指しますが、目的が少し違います。一般的にウォーキングは健康を目的として姿勢やフォームに気をつけ少し早く歩くのに対し、散歩はゆっくりと歩きながら環境を楽しむことが目的となっています。
 散歩は脳の活性化と身体の健康の両方を保つメリットがあります。無理のない速度で歩きながら、風の音、川のせせらぎ、太陽の光を肌で感じて、季節の移ろいや懐かしい景色を眺めることで脳に良い刺激が得られます。


全身の筋肉をバランスよく鍛え、
認知症の進行を遅らせる散歩の効果。

 認知症になると記憶障害や見当識障害、高次機能障害などの中核障害が表れてきますが、初めから何もわからない、何もできないわけではありません。症状は徐々に進んでいくので、初期の段階で認知症の進行を「いかに遅らせるか」が大切です。認知症の進行を遅らせるには脳へ適度な刺激を与え、活性化させることが重要です。
 思い出や馴染みのある場所を散歩して「娘とピクニックに来た」「春になると友達と花見をした」など、楽しい思い出や過去の記憶を呼び起こすことで、気持ちが安定して健康や認知症予防にも良い効果が期待できます。
 ただ、自己流で歩いていると転倒に繋がる危険性もあります。正しい歩き方をすると全身の筋肉をバランスよく鍛え、関節を柔らかく保つことができます。また、有酸素運動により脳の血流が良くなり、認知症予防や進行を遅らせる効果が期待できます。

 日本の各地域では、専門家による体操教室や歩き方教室などを実施していますので、まずはインターネットで調べて、親御さんに伝えることで認知症予防に役立てたいですね。(取材協力:株式会社Cowalking)

 ひとくちメモ ~私の母81歳~ No.19
「母、介護認定のための訪問調査を受ける」の巻

 東京に呼び寄せ、私達夫婦の家の近くに住んでいる母。カラダのあちらこちらに少し支障が出始めているので、介護認定を受けることをやっと同意した母。地域包括支援センターに介護認定を受けたい旨を伝え、訪問調査の日程が決まった。さて、訪問調査の当日、調査員の方が母の家に来られると、やけにはりきって、「私、81歳なんですよ。」「まあ!お若いですね。」と調査員の方の言葉に喜んで、益々ハリきってがんばる母。ちょっとちょっとお母さん!ありのままでいいから。調査員の方が帰るときに、「お見送りしてくるね。」と母に伝え、調査員の方に母の普段の様子を詳しく伝えたのでありました。    (つづく)

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