Nikkan SAN

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特別寄稿

vol.18 こんなとき、どうする? 「離れて住んでいてもできる!日本に住む高齢の親の防災対策」
 各地で地震が頻発する地震大国である日本。今年は過去最大級と言われる巨大台風の接近や河川の氾濫などによる洪水被害も起こっています。高齢者の独り暮らしや高齢者の夫婦だけで住んでいる場合、災害時に避難が遅れてしまうケースが多く見られ、各自治体でも災害時の高齢者対策に取り組んでいます。日頃から事前に備えておくことで、いざという時に被害を最小限にとどめられるよう、今回は「高齢者の防災対策」をご紹介します。

自宅での被害を防ぐ!
「家具の転倒防止」を施し、自宅内での逃げ道を確保。

 過去の大地震では、多くの方が屋内で被害に遭っています。高齢になると足腰の筋力の衰えにより、倒れた大きな家具をまたいで移動するのは困難です。家具が転倒した場合に逃げ道をふさいでしまわないよう、まずは「家具の配置」を見直しましょう。「家具は倒れるもの」と捉え、廊下や寝室には大きな家具は置かないようにするなどの工夫が必要です。また、「家具の転倒防止」を施すことも重要です。食器棚や衣装ダンスなどの大きな家具には、転倒防止用のツッパリ棒や金具を使って固定させ、テレビやトースターなどの家電製品には転倒防止の粘着マットやストッパーを使いましょう。

 高齢の方だけで「家具の転倒防止」を施すのが難しい場合は、地域のシルバー人材センターに依頼したり、地域包括支援センターに相談してみましょう。この機会に、使っていない大量の食器や今では必要がなくなった大きな衣装ダンスなどを処分して、小型の家具に替えるのもひとつの方法です。


災害時の家族との「安否確認」の方法を決めて、
「避難経路」「避難場所」の確認を。

 災害が起きた時、日本に住む親の安否を確認できるよう、事前に家族で「安否確認」の方法を決めておきましょう。災害時にはスマホが役立ちます。地震や洪水などの大規模災害が起こった時には、被災地域の人々のために誰でも使える無料Wi-Fi「00000JAPAN」が解放されるので、携帯電話ネットワークに頼らず安否確認や情報収集ができます。

 災害時に限って使用できる「災害伝言ダイヤル(171)」の使い方も確認しておきましょう。
 また、「ハザードマップ」を活用して、避難場所や避難経路を確かめておくことも大切です。「ハザードマップ」とは、土砂災害や津波などの自然災害の被害の想定範囲や避難場所、避難経路などを示した地図で、国土交通省がポータルサイトを運営しています。インターネットで閲覧できるので、高齢の方でも避難しやすい経路やその地域の避難場所を調べて、親御さんに伝えておくことをお勧めします。

 「地域包括支援センター」は、高齢者の災害対策の相談にも無料で対応してくれます。事前に備えておくことで親御さんの安全を図りたいですね。

 
 ひとくちメモ ~私の母81歳~ No.18
「母、介護認定を受け入れる」の巻

 東京に呼び寄せ、私達夫婦の家の近くに住んでいる母。日々の生活環境は整ったけれど、「右肩が痛い」「白内障で段差が見えにくい」など、生活の支障が少し出始めている。介護認定を受けてデイサービスに通い、身体機能を維持して欲しい娘(私)。母にどう伝えようかと頭をひねっていたけれど、「お母さんも介護保険を払っているんやから使えるもんは使った方がいいんじゃない?」と明るく伝えると、「そうやね!お母さん、介護認定受けてみるわ!」「私、スクワットもできるよ!」とスクワットをやり始める母。えっと。母よ。スクワットはしなくていいから(汗)。まずは、一歩前進!(続く)

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