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日刊サンはロサンゼルスの日本語新聞です。 記事は毎日更新、求人、クラシファイドは毎週木曜5時更新。

特別寄稿

Vol.14 こんなとき、どうする? 「日本で暮らしている親、お買い物へ行くのがタイヘン」
 今月5月14日、日本では愛知や福岡などを含む39県にて緊急事態宣言の解除が決定。この39県では段階的に経済活動も再開します。ただ、北海道・東京・埼玉・千葉・神奈川・大阪・兵庫・京都は、引き続き緊急事態宣言の対象です。この状況下では、外出自粛により高齢者の方も不便な思いをされているでしょう。特に、一人暮らしや高齢の夫婦だけで暮らしている場合、お買い物や薬局への薬の受け取りなどに困っているケースも増えています。今回は遠く離れて暮らしていても日本に住まう親の暮らしをサポートできる事例をご紹介します。

各自治体での「買い物弱者支援」への取り組みや
「お買い物代行」サービス&ボランティア

 日本の各自治体では「買い物弱者支援」への取り組みとして様々な団体や機関がお買い物代行や宅配、移動販売などを行っています。地域のサービスとして身近に使える「お買い物代行サービス」は企業や自治体が運営、種類も多種多様です。例えば、家事代行を提供している企業がサービスの一環として買い物代行を実施していたり、お買い物場所と品物を伝えるだけで、プロのバイク便や配送ドライバー、新聞配達員などが対応するサービスなど、都市部だけでなく各地で利用できるようになってきました。また、外出自粛により、新たに地域限定で「お買い物代行ボランティア」を提供する企業や自治体も増えています。利用対象者は地域によって異なりますが、65歳以上の高齢者や自分でお買い物に行けない人などとなっています。その他にも、スーパーマーケットやコンビニ、ファミレスや飲食チェーン店などでは、ネットで注文して宅配するサービスを展開しています。



お買い物や薬の受け取りを代行してくれる
「おつかいタクシー」を活用。

 外出自粛への対応として、新たなサービスが注目されています。例えば、今、話題になっているのが「おつかいタクシー」。「おつかいタクシー」とは、タクシー会社が提供しているサービスで、スーパーマーケットへのお買い物や薬局への薬の受け取りなどを代行しているタクシーサービスです。利用の流れはおおまかに次の通りです。
 
  1)電話でおつかいの内容を伝えて予約する。
  2)タクシー運転手がお買い物をする。
  3)希望の場所にタクシー運転手が商品を届ける。
  4)商品を渡し、料金を精算する。
 
 利用料金は、指定の場所からお店までのタクシー運賃のみで利用できたり、サービス料が加算される場合など、タクシー会社によって異なります。また、薬局への薬の受け取りについては「本人以外でも受け取りができるのか」を事前に確認しておきましょう。「おつかいタクシー」は、今、日本全国のタクシー会社に広がっています。

 高齢の親御さんはインターネットを使えなくても、代わりにWEB検索して「こんなサービスがあるよ!」と伝えることで、本人が直接利用することもできます。日本はこれから梅雨に入り、夏には高温多湿の猛暑がやってきます。雨の日のおでかけや熱中症対策としても各種サービスを活用することをお勧めします。


ひとくちメモ ~私の母80歳~ No.14
「孫パワーは凄い!家族でサポート大作戦」の巻

 母を東京に呼び寄せ、私達夫婦の家の近くに住んでいる母。母の生活をまじかに見ているとカラダの老いを感じる。肩が痛くて腕が上がらず、エアコンや換気扇の掃除ができない、など。よし!こういうときは「家族でサポート大作戦!」。早速、兄にお願いすると中学生の息子Dくんを連れて母の家へ行き、Dくんが換気扇やエアコンの掃除をしてくれた。「Dくんは本当に優しい子やわ~。いい子やわ~。」母は嬉しそうに何度も何度も言っていた。やはり孫パワーはすごい!母よ、お小遣いは奮発してあげてね(笑)。(つづく)

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