Vol.82 こんなとき、どうする?「アメリカにいながら、日本にいる親を老人ホーム入居させることはできる?」
日本にいる親御さんを老人ホームに入居させたいというご相談は年々増えています。しかしながら、ご家族はアメリカに住んでいて仕事もしているので、日本に一時帰国できない。そんな時、親御さんを日本の老人ホームに入居させるにはどうすればいいのか。今回は実際にあったケースを基に「遠隔での日本の老人ホームへの入居について」どのような手続きをすれば実現できるのかをご紹介します。アメリカ在住のAさん。
一時帰国せずに日本在住のお母様を老人ホームに入居させたい。
Aさん(娘さん)はアメリカ在住30年以上。80代のお母様は認知症が進み、自宅で転倒したため入院していました。ただ、日本の病院は「長期療養の場から治療の場」であるため、長期で入院することは難しいのが現状です。そのため、退院後のお母様の「生活の場」を探す必要がありました。お母様のお身体の状態では自宅での独り暮らしは困難です。そこで、Aさんはお母様を日本の老人ホームへの入居を希望。以前、Aさんが日本に一時帰国された時に、お母様の今後を見据えて老人ホームを既に数件見学されていました。そして、Aさんがアメリカに帰国後にお母様は転倒して入院したため、以前見学した老人ホームの中から、お母様のお身体の状態に対応できて好みに合うホームを選択されました。そこで、専門家がチームを組んで連携しながら、Aさんのお母様の老人ホーム入居の手続きがスタートしました。

各分野の専門家とチームを組めば、
アメリカからの遠隔でも日本の老人ホーム入居は可能
日本在住者であっても老人ホーム入居には各分野の専門家との連携は必須です。今回のケースはAさんがアメリカ在住で日本に一時帰国できないため、お母様の老人ホーム入居に向けて各種手続きなどは、以下の専門家が連携して動きました。
【老人ホーム入居に向けての専門家チーム】
・入院先の病院の担当医師
・医療ソーシャルワーカー(MSW:Medical Social Worker)
・主治医(かかりつけ医)
・老人ホームの施設長
・老人ホームのお客様相談担当
・ケアマネジャー
・入居相談員
・身元保証会社(身元保証人・身元引受人の代行)
・行政書士
・トータルサポート相談員
老人ホームに入居するには、本人へのアセスメント(面談)、入居審査など、多数のステップを踏みます。また、診療情報提供書、健康診断書、戸籍謄本、戸籍謄本の附表、介護保険被保険者証など様々な書類が必要になり、これらの書類を集めるだけでもかなりの時間と労力がかかります。そして、手続きを進めるには各分野の専門家とチームを組んで、逐一ご家族の承諾を得ながら進めるます。今回のケースを見ても分かるように、ご家族がアメリカにいながら日本にいる親御さんを老人ホームへ入居させることは可能ですが、各分野の専門家とチームを組むことが必須となります。
※老人ホーム入居に必要な書類は各老人ホームによって異なりますで、詳細は入居希望のホームにお問い合わせください。
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ひとくちメモ ~私の母87歳~ No.81
「もしも母に緊急対応が必要になったら?」の巻③
私の母は昨年12月で87歳になった。今は元気で独り暮らしをしているけれど、この先、緊急対応が起こることは予測できる。私が海外に長期で行っている時は、すぐに対応できない。他界した兄のお嫁さんに緊急対応だけお願いすることもできるが、それは申し訳ない。ただ、ダメ元でお嫁さんに聞いてみた。「お義母さんのことで2年前から思い悩んでいて、会いたくないというのが正直な気持ちです。」チーン!そうですよね。あの強烈な母ですもの。2年前から悩んでいたなんて、気づけなくてごめんなさい。やはり母の緊急対応は保証会社しかないか。(続く)










