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ローカルニュース

(公社)大日本農会令和元年度農事功績表彰伝達式   中西和彦さんと重田克己さんが受賞

2020-01-03

日本の農業、農村及び農民の進歩・改良を目的として創設された公益社団法人・大日本農会は、11月20日に、令和元年度(2019年)農事功績者、日本国内で61人、海外2人を発表した。
 同会南加支会からはサウザンドオークス市在住で造園・庭園業を営む中西和彦さんとサンディエゴ市郊外にある「ホクト キノコ カンパニー」の重田克己社長が緑白援有功章を受章した。12月10日には伝達式が在ロサンゼルス日本国総領事公邸にて行われ、式には中西さんと重田さんの家族や関係者、日系コミュニティ団体のリーダーらが招待され、受章を祝った。
 同会第七代総裁の秋篠宮文仁後嗣殿下からの賞状が武藤顕総領事に読み上げられた後に中西さんと重田さんに授与され、メダルが胸に付けられた。
 中西さんは、「渡米して60年が過ぎましたが、庭園業の他の活動として、佐賀県海外使の節団を迎え入れて来年3月で10周年のイベントを行います」と意欲を示した。
 重田さんは、「設立当初は苦労の連続でした。こうして、私が表彰されるのも会社が発展してこそ、また、スタッフや多くの人の努力と助けがあったお陰です」と、受賞の喜びと謝意を述べた。
 大日本農会南加支会の小山信吉会長は、「日本庭園は自然を感じ、精神的な安らぎを与えてくれるものです。中西さんのような方に感謝の気持ちを持たなければならないと思っています。重田さんをはじめ、関係者が日々努力を重ね、創意工夫をされて、日本のキノコという食文化を米国に広められたということは大変素晴らしいことだと思っております」と述べ二人の功績を称えた。

中西和彦さん 1969年渡米 ランドスケープ、ガーデニングを職業として現在に至る。その間、2018年にはグレンデール市のフレンドシップガーデンとジャパニーズハウスの修複を国土交通省の方や日本から派遣された造園業者と共に奉仕をして、グレンデール市長から感謝状を贈られる。又、ハンティングトン・ライブラリーやバンナイス市の日本庭園の修復や美化のため長年に渡って奉仕をしてきた。2019年と20年には南加佐賀県人会の会長を務め、佐賀県との日米交友に尽くされている。

重田克己さん 2006年に長野県にあるホクトキノコ株式会社がサンディエゴ郊外に現地法人を立ち上げ、2008年から社長に就任した。加州でブナシメジ、白ブナシメジ、マイタケ、イリンギ等生産販売を始める。当初は海外では馴染みのないキノコであるため、アジア系の顧客が多かったが、現在は顧客の半分以上が非アジア系となり、オーガニックの生産にも成功し、北米への販路を拡大している。現在、この種のキノコ生産販売では全米一の規模を誇る。


武藤顕総領事(中央)から表彰を受ける中西和彦さん(左)と重田克己さん


伝達式で挨拶する大日本農会南加支会の小山信吉会長


中西さん重田さんの家族、知人、友人、県出身者、関係者、スタッフが集い、式典の出席者の記念写真



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