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ジャパン・ファウンデーション・ロサンゼルス 日本人と日本語で話したい!! @Tea Time

2019-09-07


参加者で記念撮影


 日本語を学習している人たちが、日本語を母国語とする人たちと日本語で会話して交流を深める場、「Tea Time」が、8月17日にUCLAのキャンパス内にあるカフェで開催され、100人以上が参加して会話を楽しんだ。


 ジャパン・ファウンデーション(国際交流基金)・ロサンゼルスが主催する「Tea Time」は、参加者のリピーターが多く、人気が高いイベントだ。

 参加者は、基本的に18才以上の日本語を学習する人と日本語を母国語とし日本文化に親しんでいる人。ビジネスや専門分野の研究などに日本語が必要な人、日本へ旅行したことがある人、日本の文化、ゲーム、漫画、アニメが好きな人など、さまざまだ。

 日本語スピーカーはロサンゼルス近辺在住の日本人で、年齢は20代〜80代までと幅が広く、楽しみながら学習者の日本語向上に一役買っている。

 「Tea Time」では学習者を初級、中級、上級の3つのレベルに分け、それぞれのレベルでグループを作る。

 数人の学習者と1人の日本語スピーカーで1つのグループとなり、少人数なので、それぞれの参加者が話す時間は十分ある。

 グループが決まると、日本語のゲームをしながら会話をして、生の日本語を実践する。途中で席替えもするので、2時間でいろいろな参加者と出会い、会話がはずむ。

 8月17日の「Tea Time」は、UCLAのサマースクールで日本語を教える教師らの協力も得て開催され、70人ほどの日本語学習者と40人ほどの日本語スピーカーで会場は満席となった。

 敬語を習ったばかりの学生たちが敬語を練習できるようにと、ジャパン・ファウンデーションが用意したのが「敬語パートナー」と書かれたステッカー。数人の日本語スピーカーがステッカーを胸に貼り、中級・上級の学習者が「敬語パートナー」に敬語で話しかける仕組みだ。

 数人の学習者らに「日本語を学ぶ上で、何が難しいか」と尋ねると、「敬語です」と答えた。UCLAのサマースクールで日本語中級クラスを教えた鶴見恵子さんは、「尊敬語と謙譲語は、日本人にも難しいのですが、学生たちにとっては、特に謙譲語が難しいです。謙譲語を使うには、どの場合に使ったらいいのかを理解する必要があり、これは文化的なものがあります」と説明した。

 例として、「先週はどこに行きましたか?」という質問に「先週、ディズニーランドにお伺いしました」と答える学生が多いそうだ。謙譲語は自分をへりくだる表現なので、学習者には難しいようだ。

 「今回の『Tea Time』には年配のスピーカーの方もこられているので、学生にとっては練習と実践ができて、とても良い機会になったと思います」と、鶴見さんは話した。


(写真左)山田さん(右端)が参加する上級者グループ  (写真右)ベトナム人留学生のスンさん(右端)が参加する中級者のグループ


 「Tea Time」のリピーター、アンソニーさんは今回が4回目。リトル東京にある日本語学校、フジ・スクールで日本語を勉強する初級の学習者だ。

 「『Tea Time』では、新しい人との出会いがあります。ネイティブの日本語スピーカーとは日本文化などについて話せます。それと、今日はチリ人と同じグループだったので国際的な視点も学べます。日本語スピーカーの出身地も埼玉、横浜、宮崎などいろいろで、特産品について質問しました」と、日本語での文化交流を楽しんでいる。

 今回が初参加だったスンさんは、UCLA大学院で日本文学とベトナム文学を比較研究しているベトナムからの留学生。日本語のレベルは中級だ。

 「最初はドキドキしたのですが、皆はとても親切だと思います。優しくて、分からない言葉や分からないことを教えてくれます」と、日本語で感想を話した。スンさんは俳句が大好きだそうで「ベトナムの大学で日本の俳句とベトナムの俳句を勉強しました。俳句は松尾芭蕉が有名ですが、私は小林一茶が大好きです。俳句は、人間と自然の関係について、そして、日本人の精神を面白く伝えるから大好きです」と、俳句の魅力について語った。

 「Tea Time」のリピーター、エイミーさんは、ジャパン・ファウンデーションで日本語を勉強している初級の学習者。日本を旅行した時に日本語が好きになり勉強を始めた。

 「日本の食べ物、温泉、電車、歴史が大好きです。日本旅行には英語でも問題ありませんが、少しでも日本語を知っていると、もっと簡単に旅行ができます」と話す日本の大ファン。

 日本語スピーカーとして2度目の参加をしたあずささんは、この日は初級のグループで会話をした。

 「前回、新しい人と出会って日本語を教えて楽しかったので、今回も参加しました。(学習者の)皆さんがとても熱心で、私が話した日本語を、最初は分からなくても諦めない感じがすごかったです。(学習者が)『分からなかったから、もう一回言ってほしい』と言うので、私がゆっくり話すと、皆さん、分かりました」と、学習者の熱心さに感激した様子。

 この日の最年長の日本語スピーカーは、86才の山田さん。「Tea Time」のリピーターだ。今回は「敬語パートナー」を務めた一人。

 「私は、我が故郷、日本の経済活動のみならず、素晴らしい自然、文化、道徳などについても、アメリカの方たちに理解と認識を求めるために活動するジャパン・ファウンデーションに協力することは、せめてもの在米日本人として意義があると思っています。

 日本語を学びたいと希望する方たちが、読み書きだけでなく、 ネイティブ・ジャパニーズと会話ができることに対して喜ばれていると聞いて、 86才の私でもお役に立つのならとの思いです」と「Tea Time」への参加理由を語った。日本語スピーカーも学習者の日本語向上をサポートすることで喜びがあるようだ。

 次回の「Tea Time」はトーランスで開催される。あなたも日本語スピーカーとして参加してみてはどうだろうか。

=Tomomi Kanemaru

9月の「Tea Time」in Torrance

日時:9月29日(日)
12:30PM - 2PM
場所:Torrance Cultural Arts Center
James R. Armstrong Theatre内ロビー
3330 Civic Center Dr.,
Torrance, CA 90503
日本語スピーカー希望者は以下まで:
JPCOURSE@JFLALC.ORG
日本語学習者は事前登録が必要:
www.jflalc.org/courses-teatime25
年齢:18才以上(17才以下は大人同伴必要)
参加費:無料
駐車場:無料


映画「MIRAI」無料上映

2019年アカデミー賞ノミネート作品、「MIRAI(邦題:未来のミライ)」(細田守監督)を無料上映。
日時:9月29日(日)2PMより
(開場1PMから)
場所:Torrance Cultural Arts Center
James R. Armstrong Theatre
3330 Civic Center Dr.,
Torrance, CA 90503
入場料:無料(登録不要)
席は早いもの順。
www.jflalc.org/ac-japanema-092919

10月の「Halloween Tea Time」

仮装して参加しよう!
日時:10月29日(火)7PM - 9PM
場所:Japan Foundation, Los Angeles
5700 Wilshire Blvd., Suite 100
Los Angeles, CA 90036



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