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ローカルニュース

週末情報 バイリンガル作品、プッチーニ「蝶々夫人」

2019-04-06

パシフィックオペラプロジェクトが史上初の真実を物語る
4月6日、13日、14日 リトル東京のアラタニ劇場にて

バイリンガル 「Madama Butterfly 蝶々夫人」より (Photo:Mike Tomasulo)


 Pacific Opera Project (以下POP)が、リトル東京にあるアラタニ劇場にて、4月6日、13日、14日に史上初の試み、バイリンガルの「Madama Butterfly 蝶々夫人」を公演する。

 POPの芸術監督、Josh Shaw氏とOpera in the Heightsの芸術監督、Eiki Isomura氏が、プッチーニの作品を基にして、「蝶々夫人とピンカートンは、どのように意思の疎通をするのだろうか?」という視点から、英語と日本語の二つの言語で仕上げた。

 Shaw氏は本紙のインタビューで「私は長年にわたり、日本語と英語で『蝶々夫人』を制作したいと夢見てきました。  私自身、ピンカートン役として幾度も歌ってきましたが、いつも引っかかることがありました。それは、ピンカートンと蝶々夫人は同じ言葉を話さないのに、どうやらコミュニケーションをとっていたという設定を、私たちがそのまま受け入れる点です。

 2年間のキャスティングを経て、Opera in the Heightsとパートナーシップを結ぶことによって、ようやくこの壮大なプロジェクトを完成することができたのです」と語った。

 いくつもの場面で、舞台でピンカートンと蝶々夫人の二人だけになる。音楽が奏でられ、そこには通訳もいない。「Come here」「I want you in my arms」など簡単な言葉を交わす二人だが、どうやって二人は心を通じ合わせるのか?

 Shaw氏は「毎回、リハーサルで考えています」と答えた。言葉の意味が分からないから、どうリアクションをしていいのか戸惑ってしまったり、ミスコミュニケーションも起こってしまう。このあたりが、プッチーニ作品とは一味違う今回の「蝶々夫人」なのだろう。

 Shaw氏によると、今回、最も苦労したのがキャスティングだと言う。ニューヨーク、ヒューストン、ロサンゼルスで幾度もオーディションを行った。今回のオペラでは、日本人の役はすべて日系人アーティストが演じ、日本語で歌われる。またアメリカ人の役はすべて英語で歌われる。日本で生きた「蝶々夫人」が再現されている。また日本語は発音が英語とは異なるので、日本語の歌のレッスンは歌手泣かせだったようだ。

 ロサンゼルスとヒューストンで上演される今回の「蝶々夫人」だが、ロサンゼルス公演では、コーラスもすべて日系人の歌手が歌う。コーラスは Naoko Suga氏が率いるSouth Bay Singersが担当する。

 衣装についても徹底している。日本の文化を忠実に表現できるデザイナー、Kimono SKのOshimoto Sueko氏とKentaro Terra氏が担当し、細部までこだわった。女性のコーラスで、歌手たちが傘を持ち、美しい着物を着て歌う場面は、まるで絵葉書のようで今回の見せ場の一つだ。

バイリンガル 「Madama Butterfly 蝶々夫人」より (Photo:Mike Tomasulo)


【出演】
蝶々夫人:Keiko Clark、ピンカートン:Peter Lake、シャープレス:Kenneth Stavert、スズキ:Kimberly Sogioka、 ゴロー:Eiji Miura、Bonze: Hisato Masuyama、他。

「MADAMA BUTTERFLY 蝶々夫人」
日時:4月 6日(土)7PM
   4月13日(土)7PM
   4月14日(日)2PM
場所:アラタニ劇場(リトル東京)
244 San Pedro St.,
Los Angeles, CA 90012
チケット:$ 15〜 $ 75  
アラタニシアターボックスオフィス:
電話:213-680-3700
メール:boxoffice@jaccc.org
*プレビュー公演・団体販売割引については POPまで。
リンク:
www.pacificoperaproject.com/madamabutterfly

◆パシフィックオペラプロジェクトについて(POP)
芸術形式の幅広い観客を築くために革新的でリーズナブルな価格で、観客を楽しませる質の高いオペラを公演している。
詳細:pacificoperaproject.com
メール:
info@pacificoperaproject.com
電話:323-739-6122



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