在ロサンゼルス新総領事歓迎昼食会
2014-09-05
ロサンゼルスの日系団体と企業が“ハリー”新総領事を歓迎
（左から）キティ・サンキ南加日系商工会議所副会頭、猪瀬南加日系婦人会会長、青木義男南加日系商工会議所会頭、生田南加日系婦人会会頭ならび米国書道研究会会長、堀之内総領事、サビーン総領事夫人
在ロサンゼルス日本国総領事館に８月はじめに着任した新総領事、堀之内秀久氏を歓迎する昼食会が、９月２日にリトル東京の日米文化会館で開催された。同会は、ロサンゼルスにある30以上の日系団体ならび日系企業が共催し、約160人の各界代表らが出席した。堀之内総領事とオランダ出身のサビーン夫人が、会場に姿を見せると、出席者は立ち上がり拍手で二人を迎えた。
堀之内総領事は熱烈なコミュニティの歓迎に感謝の意を表し、ロサンゼルス在任中に行いたい３つの使命を語った。①ロサンゼルス、南カリフォルニアとアリゾナの日本人そして日系人コミュニティの役に立つこと。②安全保障をはじめ、経済、文化交流、青年交流の場面で日米関係を強くしていくこと。③日本の魅力の発信に力を入れること。日本の文化、日本の製品の良いセールスマンになること。
堀之内総領事は、「私の任期は始まったばかりですので、みなさまのお力を得て、今後職務に邁進していくつもりであります。今後ともみなさんのご協力とご支援をよろしくお願い申し上げます」と、出席者に支援と協力を呼びかけた。
乾杯は日系コミュニティの長老で95歳の三宅明巳氏＝写真右上＝が音頭をとり、新総領事をロサンゼルスに迎えた喜びを語った後、出席者一同は乾杯した。引き続き、コミュニティを代表して生田博子南加日系婦人会顧問と猪瀬加代子南加日系婦人会会長から新総領事夫妻へ花束が贈呈された。また米国書道研究会会長でもある生田氏からは、サビーン夫人へと「麗しい貴婦人」という気持を込めて書いた「麗」の書が贈られた。
堀之内総領事は、「誰にでも呼びやすい名前」ということで、“ハリー”というニックネームがあるという。着任してまだ３週間だが、すでにさまざまなコミュニティ・イベントにサビーン夫人と共にも参加しているハリー総領事。正式に日系コミュニティの一員として迎えられ、今後の活躍が期待される。 
乾杯の音頭をとる日系コミュニティの長老 三宅明巳氏(95歳)
三宅氏の乾杯前のスピーチを笑顔で聴く堀之内総領事（中央）とサビーン夫人（左）
出席者一同で乾杯！（左から）青木南加日系商工会議所会頭、堀之内総領事、サビーン総領事夫人、当銘貞夫南加県人会協議会会長、猪瀬南加日系婦人会会長
=Tomomi Kanemaru
