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特別寄稿

COVID-19(Coronavirus Disease 2019)について 質疑応答
 ある会食に出席し、食中毒ならほぼ全員が症状が出るが、COVID-19は感染した人と感染しない人に分かれるのはなぜでしょうか?
 
 食中毒は、大抵感染性の非常に強い細菌が原因となります。食中毒においては食べ物を通して病原菌が確実に体の中に入るので、感染する可能性が高くなります。弱い病原菌ですと、私どもは毎日のように経口で体に入れているのですが、ほとんどの場合胃液や唾液で感染が阻止されます。
 COVID-19はウィルスで、感染経路は手から口、目、鼻の粘膜が主となっております。空気中の噴霧を吸い込むことにより感染する可能性もあります。多くの場合は手を消毒すること、そして手で目、口、鼻に触れないことにより感染は防ぐことができます。咳やくしゃみによりウィルスが空気中で噴霧となり、それを吸い込むことにより鼻や口の粘膜からウィルスが体内に侵入する可能性もありますが、ある程度の距離を感染者から保つことにより、感染する可能性は非常に低くなります。感染しても、このウィルスの場合、感染者の免疫力、健康状態(慢性病の有無)などにより、病状の重度は大きく左右されます。
 
 COVID-19の種類は1つですか? 抗体を持っていたら、2度と感染する事はないんでしょうか?
 
 COVID-19は、Coronarvirusの一種で現在は一つだけです。しかしウィルスの性質上これから異変が起こり、COVID-19の亜型ができる可能性はあります。
 抗体を持っていたら感染する可能性は低くなりますが100%ではないようです。しかし現状ではその抗体が、体内にどれほど保てるのかについての結論は出ておりません。インフルエンザの場合ですと、抗体は感染後や予防注射の後、約6か月ほど体内で作り続けられます。別の病原菌による抗体では、数年から数十年続くものもあります。
 
 以前感染され、回復された方の血清に含まれる抗体がCOVID-19を撃退できるのは、どうしてでしょうか?
 
 抗体は私どもの免疫の一部です。以前感染され、回復された方は体がCOVID-19に反応し、そのウィルス特有の抗体を作ることにより、COVID-19を撃退します。その抗体は体内である程度の期間作り続けられ、再度の感染を防ぐ役割を果たします。
 新しく感染し、まだ抗体が十分に作られる前に重症になった患者さんや、免疫力低下などの理由で抗体反応が妨げられている患者さんにとって、すでに出来上がった抗体を持った血清はCOVID-19に対する即戦力となると考えられております。
 
 インフルエンザは気温が低いと症状がでやすいですが、COVID-19も秋から冬にかけて増える様な気がしますが、いかがでしょうか?
 
 COVID-19に関しましては、まだ季節による感染性のデータが十分にありません。しかし、紙、プラスチック、金属などの表面におけるウィルスの生存率は、気温が上昇することにより劇的に低下します。ですので、少なくとも物質の表面から手にウィルスが、移動する可能性は低くなると考えられます。
 
 COVID-19にかからないようにするための“免疫力”を付ける方法を教えてください。
 
 免疫力を上げる方法は、できる限りの健康を保つことです。それにはあらゆる面で、バランスの良い生活が大切です。食生活、仕事のスケジュール管理、休憩、睡眠、運動などのバランスが含まれます。すぐに実行することは難しいかもしれませんが、少しずつでも生活にバランスをつける方向へ進むことができればよいと思います。たとえば、睡眠時間が足りなければ、昼寝を15分とる。運動が足りない方は、朝10分、午後10分と仕事場でも、家でもできる簡単な運動法を工夫する。一日数回深呼吸をする。ストレス対策を工夫する。祈り、または瞑想の時間を持つなどです。タバコはできれば完全に止める。お酒は少々、それができなければ、完全に禁酒する。高血圧、糖尿病などの慢性病の方は医師の指導のもと、しっかりと管理する。これらは当たり前のようですが、実証のある、とても大切な免疫力向上法です。

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