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特別寄稿

COVID-19(Coronavirus Disease 2019)について(2)予防
 昨年12月に発見され、数か月のうちに世界中を巻き込んだCOVID-19ですが、まだその勢いがいつ収まるのか予測はできません。最近のデータでは、感染拡大する加速度が少し下がってきているとの報告がありますが、感染の拡がりはまだ続いております。感染のルートを辿ることにより、いくつかの感染減速に欠かせない手段が政府や自治体などから提示されております。


まず、手を良く洗う。

 COVID-19 と言う菌が私どもの体に入る感染経路は、目、鼻、口です。主に手が菌を目、鼻、口への一番大きな運び役となっています。ですので、手が常に清潔な状態であれば、感染する可能性は大きく減ります。できるだけ、手で目、鼻、口を触れないようにすることが大切です。もし触れる必要があれば、必ず、その前に手を洗う、または、消毒をすることをお勧めいたします。手を洗う場合、消毒石鹸を使い、手のひら、甲、指全体、手首まで良く洗ってください。


外出する場合、マスクをする。そして人と人との間隔を常に最低1.8mから2mを保つ。

 この菌は、空気中にも数時間滞在することが可能であることが確認されました。感染者の唾液など粘膜液が咳、会話などで空気中に飛沫として出ますと、一部が噴霧として空気中にある程度の間残ります。飛沫自体はすぐに地に落ちるのですが、この空気中に残った噴霧を鼻や口から吸ってしまうと感染する可能性が高まります。また、くしゃみや咳をマスクやカバー無しでされた場合、飛沫が数メートル先まで飛びます。菌の飛散をできるだけ防ぐために、マスクなどで飛沫が空気中に飛ぶのを抑えることも大切です。私ども一人一人の心がけが、感染リスクの軽減に繋がります。


倦怠感、熱、咳、体の痛みなどの症状がある場合検査を受け、2週間の隔離。

 症状が出始めましたら、検査を受けることと、隔離されることが大切です。検査が陰性であっても、隔離されることをお勧めいたします。その理由として、今出回っている多く検査器具はまだ緊急承認の状態な為、正確率がまだはっきりとしていない場合もあるからです。


COVID-19 感染が診断された患者さんに医療保護具なしで接触された場合、2週間の隔離。

この病気の伝染率が高い理由の一つは、感染者の潜伏期間が長いためです。その間、多くはほとんど症状がないため、健常者と思って普通の生活をしている間に菌を拡げてしまいます。検査をする必要はありませんが、2週間の隔離し、その間症状が無ければ、感染の可能性はとても低いです。しかし、その間に症状がでましたら、検査とさらなる隔離をお勧めいたします。


タバコなどによる肺の疾患、糖尿病、高血圧、腎臓病、肝臓病などの慢性疾患のある方々、その周りの方々は特に注意する。

 これらの方々、またその周りの方々は、上記に示した事項を特に実行されることをお勧めいたします。慢性病、特に肺の病気を持っておられる方々は肺炎になりやすいからです。

 次回は治療についてお話いたします。

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