Nikkan SAN

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特別寄稿

vol.8 こんなとき、どうする? 「日本にいる親が倒れて、緊急入院。何をどうすればいいの?」
 ご高齢者に多いのが「転倒」によるケガや病気での入院です。入院がキッカケとなり、急激な筋力の低下や精神面での悪化などによって介護を必要とするケースが増えます。今回は日本にいる親御さんが緊急入院された場合の相談先などをご紹介します。

日本の病院は退院までの期間が想像以上に早い。
入院中にこれからの生活の準備をスタート。

 入院しているうちに、これからの介護生活の準備を始め、介護保険申請などを進めておくことで、ご自身の仕事や家庭と介護の両立を図ることができます。
 急病やケガでまず運ばれるのは「急性期病院」。ここは主に集中治療する場で、平均的な在院日数は約18日。長期の入院はできないため、親が入院した時点で退院後の受け入れ体制を準備しておく必要があります。退院後の選択肢は大きく分けて次の3つです。

1.リハビリ専門の病院などへの「転院」
2.介護保険を使って「老人保健施設」などへの「施設入居」
3.ヘルパーさんに来てもらって自宅で介護する「自宅復帰」

 その他にも自宅をバリアフリーに改修したり、老人福祉施設などに短期間入所するショートステイ(短期入所生活)など、利用できる介護サービスは様々あります。

病院内には相談窓口があります。
入院中に「これからの暮らし」について相談。

 入院中は病院内にある相談窓口にて、医療ソーシャルワーカーに相談しましょう。入院費用や退院後の生活、患者本人の心配事だけでなく、家族の相談にもこたえてくれるのが医療ソーシャルワーカーです。
たとえば、こんな相談ができます。

・父の入院中、一人で暮らしている母が心配です。
・介護保険の申請はどのようにすればいいですか?
・入院費用が高くて、払えるのか不安です。
・遠方に住んでいるので、親の介護を家族はできません。

 主な病院には相談窓口が設置されているので、気軽に相談してみましょう。

 親が元気なうちに「もしも介護が必要になったら、どのような暮らしを望むのか」、親御さんとご家族で話し合い、ご本人もご家族もお互いに納得できる「介護のある暮らし」をつくっていくことをお勧めします。

[高齢者向けの介護・医療相談窓口]
◆介護や高齢者の生活の相談:地域包括支援センター

全ての自治体に設置され、介護保険申請や生活全般の相談に無料で応じてくれます。主任ケアマネジャー、看護師、社会福祉士などの専門職員が在籍。自治体により「健やかセンター」などの名称を使用している場合がある。
地域包括支援センター 自治体名 検索
※介護を必要とする人の居住地で検索


◆転院、退院後の相談:医療機関の相談窓口

入院手続き、転院先、退院後の相談など、主な医療機関には相談窓口を併設。各医療機関によって「患者支援センター」など名称が異なる場合もある。


ひとくちメモ ~私の母80歳~ No.08
「母、東京での新生活をスタート」の巻 

 「東京で暮らしたい」という母の希望により、てんやわんやの引っ越し手配も完了。「母を無事に東京に連れてくる」という任務を終えてホッと胸をなでおろす。新居は大きな窓が3面にあり陽光が降り注ぐ明るい部屋。窓から桜や水仙、金柑の木も見える。今までタイル貼りの「昭和な台所」を使っていた母は、新居のキッチンを見て「夢のステンレスキッチンやわ~♪」と嬉しそう。まるで女子学生が新生活をスタートさせたようにウキウキしている。まずはひと段落。ふぅ。(続く)



横畠文美(Ayami Yokobatake)Email:kaigo.japan777@gmail.com

前職の㈱ベネッセスタイルケアにて新規老人ホームの立ち上げやプロモーション企画、広告宣伝企画編集に携わる。41 歳の時に仕事も家も引き払い、「世界のご高齢者の暮らし」をレポートしながら夫婦で7ヶ月間かけ世界一周。11ヶ国31都市を周り、訪れた高齢者施設は、世界各国で200 か所を超える。「介護を通じて日本と世界を幸せに」をモットーに活動中。東京都在住。


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