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特別寄稿

Vol.6 こんなとき、どうする?「日本の介護保険サービス。どうすれば使えるの?」
 日本の介護保険制度は、40歳以上の人が全員強制加入の社会保険で、介護を必要とする人の状態に合わせて様々なサービスが受けられる制度です。対象となる人は利用料の1割~3割(資産と収入により変動)を自己負担するだけで、介護保険サービスを利用することができます。今回は、日本の介護保険サービスを利用するための申請方法などをご紹介します。※平成30年介護保険法に基づく

日本の介護保険サービス。
利用するための手続きや申請の流れ。

 介護保険サービスを利用するには、市区町村の窓口や地域包括支援センターで申請を行い、要介護度の認定を受ける必要があります。大まかな流れはこのようになります。



【日本の介護サービス利用までの主な流れ】

<地域包括支援センターまたは、市区町村に相談>

<介護保険を申請>
●認定調査(心身の状態の調査)
●主治医意見書の作成

<要介護度の認定>
要介護状態区分(要支援1・2「要介護1〜5」「非該当」の通知

<ケアマネジャーを決める>

<ケアプランの作成>

<介護サービスの利用スタート>
ケアマネジャーと共に利用するサービスを決める



 介護保険の申請は病院に入院中でも行えます。主な病院には「地域連携室」「医療相談室」などの相談窓口があり、医療ソーシャルワーカーが在籍していますので、気軽に相談してみましょう。また、サービスを受ける人がお住まいの地域包括支援センターに相談すれば、介護保険の申請手続きやケアマネジャー探しについても相談にのってもらえます。

日本の介護保険、よくある3つの疑問。
費用、申請場所、認定が出るまでの期間など。

 介護保険を使うにあたり、申請費用、認定が出るまでの期間など、よくある質問は次の3つとなります。
介護保険の申請にお金はかかるの?
費用は一切かかりません。主治医意見書の作成にかかる費用は市区町村が負担します。
介護保険認定が出るまでの期間は?
申請から介護保険の要介護(要支援)認定までは1カ月くらいかかります。早めに申請しておきましょう。
介護保険申請、どこにいけばいいの?
地域包括支援センターや市区町村の介護保険窓口で受け付けています。

 要支援1に認定されれば、ディサービスなどで理学療法士の指導のもと、介護予防運動や筋力維持のための指導も受けられます。今の身体状態をキープして介護度の進行を防ぎ、社会との関わりを保つことで心身共にハリのある暮らしの一助となります。介護保険サービスを使うまでには申請から早くて1ヶ月間かかりますので、早めに申請することをお勧めします。

日本の介護保険サービスは使えるの?
「今はアメリカに住んでいるけれど、老後は日本で暮らしたい。」

 現在はアメリカ在住で、老後は日本に帰国して日本での暮らしを希望している場合でも日本の介護保険制度が使えます。日本では65歳以上の国民は、住まう市区町村にて住民票登録と健康保険の手続きをすれば、その日から介護保険の加入ができ、介護保険の申請をして要介護度の認定を受ければ、介護保険サービスを利用できます。詳しくは、居住希望の地域包括支援センターに相談してみましょう。

ひとくちメモ ~私の母80歳~ No.06
「東京での新生活に向けて、荷物の処分」の巻 

 「東京で暮らしたい」という母の希望により、実家で引っ越し準備スタート。実家に着くと山ほどの荷物が積まれ、処分を促すと「これ以上、何を捨てろって言うの!」と感情をぶつけてくる母。荷物に線引きをして「ここまでは東京に持っていける」「これ以上はトランクルームを借りないと新居には入らない。どうする?」と母に質問を投げて、私は気晴らしにスーパー銭湯へ。帰ってくると、せっせと荷物を処分していた。母よ、やればできるのね~。ふと東京行きの荷物箱を見ると、毛玉がついた毛糸のソックスが入っていた。母よ、それ、そんなに大事なソックスなのか?(続く)



横畠文美(Ayami Yokobatake)Email:kaigo.japan777@gmail.com

前職の㈱ベネッセスタイルケアにて新規老人ホームの立ち上げやプロモーション企画、広告宣伝企画編集に携わる。41 歳の時に仕事も家も引き払い、「世界のご高齢者の暮らし」をレポートしながら夫婦で7ヶ月間かけ世界一周。11ヶ国31都市を周り、訪れた高齢者施設は、世界各国で200 か所を超える。「介護を通じて日本と世界を幸せに」をモットーに活動中。東京都在住。


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