Nikkan SAN

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特別寄稿

Vol.4 こんなとき、どうする?「親が認知症かも? どう対応すればいいの?」
 認知症は、加齢による物忘れとは異なります。人の名前や今日食べた昼食のメニューが思い出せないなどの物忘れは高齢になると誰にも起こります。認知症はさまざまな原因により脳の働きが低下したり、脳細胞が損傷を受けたりすることで認知機能が低下して「日常生活が困難になる状態」のことです。うちの親に限って…。「まだ、大丈夫」は本当に大丈夫なのでしょうか。「親の様子が何かおかしい」と思ったときの対応についてご紹介します。

認知症はゆるやかに症状が進む。
こんなサインが出たら、まずは受診を。

 認知症とは、突然発症するものではなく、徐々に症状が進行するため、近くにいる家族や周りの人も気づきにいのが現状です。次のようなサインが出たら認知症の可能性があります。
・同じ話や質問をくりかえす
・真夜中に電話をかけてくる
・同じものばかり買ってくる
・家電やATMが使えなくなった
 「今思えば、あの頃から始まっていたんだ」というのが認知症を持つ人の介護者から共通して出てくる言葉です。ただ、認知症になったら諦めるしかない、というのは大きな間違いです。認知症にも種類はさまざまあります。中には予防や治療が可能な認知症もあります。

早期発見で早めの受診を。
親が認知症かも。どこで受診すればいいの?

 いつもと違う様子が気になったら、親御さんのかかりつけ医に相談しましょう。かかりつけ医がいない場合は、神経内科や精神科、「物忘れ外来」などの専門外来でみてもらえます。
 認知症の診断は「問診→診察→検査」という流れになりますが、重要なのは「問診」。ご家族や付き添いの人が親御さんの普段の様子を医師に細かく伝えることがポイントです。「いつごろ・どんな状態で・どんな症状が現れたのか」、具体的な情報を医師に伝えましょう。事前に事柄を整理してメモ書きしておくことで落ち着いて的確に医師に伝えることができます。

生活習慣の見直しで認知症予防を。
これからの暮らしを家族で話し合う。

 「糖尿病」「脳卒中」「肥満」「タバコ・お酒」
認知症を発症させるリスク因子はこれら6つです。適度な運動、バランスのよい食事、タバコをやめるなど、生活習慣病を予防することで認知症の予防につながります。
 日本に一時帰国したときに、親御さんの健康診断の結果や既往歴(病歴)を確認して、現在の健康状態を把握しておきましょう。親御さんの希望やお身体の状態に合わせて、これからどのように暮らしていきたいか、ご家族で話し合うことをお勧めします。

[高齢者の暮らしの相談・介護で困ったときの最初の相談窓口]
・地域包括支援センター

全ての自治体に設置され、介護や介護予防の相談、いざという時の情報や各種相談窓口の情報提供などを無料で行っている。地域によって「すこやかセンター」「ケアプラザ」など住民になじみのある名称を使用している場合もある。主任ケアマネジャー、保険師、看護師、社会福祉士などの専門スタッフが在籍。
地域包括支援センター 自治体名 検索
※介護を必要とする人の居住地で検索


ひとくちメモ ~私の母80歳~ No.04
「やっと見つかった母の東京での新居」の巻

 「東京で暮らしたい」という母の希望により、賃貸物件を探し始めるが「79歳・独り暮らし」という条件で断られまくる。ほとほと疲れ果てたとき、不動産会社の一人の営業マンとの出逢いで救われ、4軒の物件を探して下さった。早速、母も上京して物件見学へ。まずは、1軒目。白い外観の2階建。大きな窓から光が降り注ぐ角部屋。出窓とキッチンに小窓のある三面採光。目の前は空き地で広々。1階の部屋から桜、梅の木が見えて土間で園芸もできる。ピカピカに光るキッチンを見た母。「お母さん、ここがいい!気に入った!」あぁ、良かった。難関をひとつクリア。ふぅ(続く)



横畠文美(Ayami Yokobatake)Email:kaigo.japan777@gmail.com

前職の㈱ベネッセスタイルケアにて新規老人ホームの立ち上げやプロモーション企画、広告宣伝企画編集に携わる。41 歳の時に仕事も家も引き払い、「世界のご高齢者の暮らし」をレポートしながら夫婦で7ヶ月間かけ世界一周。11ヶ国31都市を周り、訪れた高齢者施設は、世界各国で200 か所を超える。「介護を通じて日本と世界を幸せに」をモットーに活動中。東京都在住。


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