Nikkan SAN

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日刊サンはロサンゼルスの日本語新聞です。 記事は毎日更新、求人、クラシファイドは毎週木曜5時更新。

特別寄稿

Vol.2 こんなとき、どうする?「日本に住む親、実家の電球交換ができない。」
 日本では高齢者人口の増加に伴い、一人暮らしの高齢者(独居老人)が年々増えてきています。高齢になると、身体機能も衰えてくるため、「重いゴミがゴミ収集所まで運べない。」「高い所にある物が取り出せない。」「庭の草刈りができない。」など、日々の生活で『今までできていたこと』ができなくなってきます。まして、一人暮らしの場合は、誰にも助けてもらえずに困っているケースが多く見受けられます。今回は日々の暮らしの困りごとをサポートしてくれる機関をご紹介します。

 「電球の交換」「庭の草刈り」などの代行も相談できる、地域包括支援センター
 日本には全ての自治体に『地域包括支援センター』が設置されています。地域包括支援センターは、その地域に住む高齢者にまつわる相談に対応している機関です。主任ケアマネジャーや保険師、社会福祉士などがいて、それぞれの専門性を活かして業務にあたり、介護・医療・保険・福祉などの面から高齢者をサポートする『総合相談窓口』です。住み慣れた地域で高齢者が生活できるように、介護サービスや介護予防サービス、保健福祉サービス、日常生活支援などの相談にも応じていて、介護保険の申請窓口も担っています。
 地域包括支援センターは各市町村が設置主体で、自治体から委託され、社会福祉法人や社会福祉協議会、民間企業が運営しているケースもあり、多くの場合、各中学校区に1つの地域包括支援センターが設置されています。

地域包括支援センターのサービス内容や利用条件、費用は?
 地域包括支援センターへの相談は全て無料です。相談費用は一切かかりません。ただし、紹介されたサービスを利用する場合は費用がかかる場合もあります。また、地域包括支援センターを利用できるのは、対象地域に住んでいる65歳以上の高齢者、または、その支援のための活動にかかわっている方です。地域包括支援センターは、高齢者の暮らしを支える機関なので、次のような相談ができます。
[相談事例]
・「介護保険申請、どうすればいいの?」
・「高い所にある電球が交換できない。」
・「庭の草刈りを誰かにやってもらいたい。」
・「趣味のサークル活動に参加したい。」
・「家の近くで介護予防運動を始めたい。」
・「母と連絡が取れないので実家を見に行って欲しい。」
・「一人暮らしの父に認知症の症状が出てきた。施設はどのように探せばいいの?」
など。
 地域包括支援センターは、高齢者のさまざまな相談に幅広く総合的に対応しています。高齢者の困りごとに対して、必要なサービスや制度を紹介して解決に導きます。

 遠く離れて暮らしている親の様子に不安を感じた時には、親御さんがお住まいの地域包括支援センターに相談してみましょう。まだ、親が元気なうちに対応しておくことで、親も自分もお互いに安心できます。一時帰国したときに、親御さんと一緒に地域包括支援センターに挨拶へ行っておくことをお勧めします。

[高齢者の暮らしの相談・介護で困ったときの最初の相談窓口]
・地域包括支援センター

 全ての自治体に設置され、介護や介護予防の相談、いざという時の情報や各種相談窓口の情報提供などを無料で行っている。地域によって「すこやかセンター」「ケアプラザ」など住民になじみのある名称を使用している場合もある。主任ケアマネジャー、保険師、看護師、社会福祉士などの専門スタッフが在籍。
地域包括支援センター 自治体名 検索
※介護を必要とする人の居住地で検索


ひとくちメモ ~私の母80歳~ No.02「荷物整理に6カ月かかる」の巻
 「高齢なので賃貸アパートを出て行って。」と言われ、母の希望は「東京で暮らしてみたい。」そこから母の呼び寄せ大作戦がスタート。実家の荷物整理を始めたら、大量の物が出てきて、さあタイヘン!戦時中に生まれた昭和世代の母。とにかく物を捨てられず、大切に取っていた。私と兄の幼稚園から高校までの校章や作文、賞状、交換日記など。(母よ、日記は捨てて!恥ずかしいのでこの世から消したい。)まずは、大量の物を「いる物」「いらない物」に分別することからスタート。その後、古い大きなタンスや食器棚を引き取ってくれる業者を探すなど、ある程度の目処が付いたのはなんと!6ヵ月後。ふぅ。はふぅ。    (続く)



横畠文美(Ayami Yokobatake)Email:kaigo.japan777@gmail.com

前職の㈱ベネッセスタイルケアにて新規老人ホームの立ち上げやプロモーション企画、広告宣伝企画編集に携わる。41 歳の時に仕事も家も引き払い、「世界のご高齢者の暮らし」をレポートしながら夫婦で7ヶ月間かけ世界一周。11ヶ国31都市を周り、訪れた高齢者施設は、世界各国で200 か所を超える。「介護を通じて日本と世界を幸せに」をモットーに活動中。東京都在住。


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