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コラム

編集部
パラリンピック正式競技・車いすテニス 20年の東京・28年のLAを目指す 日本・アメリカ・カナダの若い選手たち <6>

2018-01-27

 国別対抗・国際親善試合「JTB 車いすテニス・グローバル・チャレンジ」(B Adapitve Foundation主催)に参加した日本、アメリカ、カナダの選手と関係者に、各国の車いすテニスの課題や抱負をインタビューした。毎日連載パート6。

坂口 剛さん
一般社団法人 日本車いすスポーツ協会 代表理事
車いすテニスクラブ「ウラテク」校長

日本対アメリカの試合の後は握手


 ―今回の大会を通して、選手たちに何を学んでほしいですか。

 坂口
 選手たちが大人になった時に「あの時にあの経験をしていて良かった」と思えるように、今回の経験を活かしてもらえたらいいなと思っています。

 テニスの試合でこてんぱんに負けたら「もっと強くならなきゃ」って。他国の選手と話した時にはコミュニケーションをとれないもどかしさを感じればいい。そして「英語を勉強しようかな」って思ってもらえたらいいです。

 今回、選手たちはアメリカの学校を訪問させていただき、学生との交流を持ちました。「僕もアメリカの学校に行ってみたいな「私も行ってみたいな」と思ってもらえたらいいですね。

 ―今回は国別対抗でチーム戦となっていますね。

 坂口
 テニスは個人種目だと言われますが、サポートしてくれる人たちがたくさんいます。同じコートにいなくてもチームを組みます。このことを考える必要があるかなと思ったのでチーム戦を企画しました。

 先輩、後輩、テニスクラブの方々、いろいろな方々に感謝する気持ちを持つ。世の中、一人で生きていけないし、誰かのサポートを受けている。

 障害者はハンデをおっているからこそ他の子よりも先に、このことに気付くべきだと思っています。人種は関係なく世界共通に感謝を持たないといけない。そして、「車いす」をキーワードでみんなで仲間になろうよ、みんなでチームになろうよって。だから、今回はチーム戦にしました。

 (2018年1月30日付けにつづく)


※コラムの内容はコラムニストの個人の意見・主張です。
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