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コラム

後藤英彦のぶっちゃけ放題!
第189回 画壇の主流、NYからLAへ

2012-10-24

更新日: 2012/10/24 | コラム名:後藤英彦のぶっちゃけ放題!

 島の領有を争う東アジア人は外国人にどう映っているのでしょう。新聞、テレビ、ウイキペディア英語版は次のように報じています。
 日本人は謙虚で節度を知っている。技術に優れ、仕事本位で勤勉である。
 性急で従順、閉鎖的で外国人とりわけ韓国人を嫌う。自殺といじめが目立つ。髪を染め流行に敏感である。
 韓国人はプライドが高い。短気で自我を通し、自分の常識を他人に強いる。中国人を嫌い、日本人に悪意を持っている。
 ところ構わずキムチを持ち込む。女性は一重まぶたを二重にする。
 中国人は尊大で自己中心で、責任を転嫁する。人間不信で騙し合う。偽ブランドの横行はそのせいである。
 中国朝鮮族三世、金文学の譬えによると、清流の日本人、半濁流の韓国人に比べ大陸中国人は濁流である。
★ ★
 その著「島国根性、大陸根性、半島根性」の中で金は次の挿話を書いています。
 アジア村(架空)の村長選挙に日本の和島、中国の秦、韓国の朴の三人が立候補、村長ポストを争いました。
 秦が突然叫びました。「和島さんはやさしい人柄だけど村長になる資格はない」。「漢字文化を教わった恩を忘れ中国を侵略したからだ。侵略者の子孫として恥を知るべきだし、過ちの歴史について謝罪すべきだ」。
 すると朴も怒って「そうだ。韓国を三十六年も植民地として支配した日本人がわが村のリーダーになるのは許せない」。
 村長選挙はいつの間にか日本の過去を弾劾する場と化しました。和島は反論を試みたものの、会場の「謝罪せよ」という怒号の中では諦めるほかありませんでした。
 温和な和島は謝罪しか事態の収拾策を知りませんでした。ひとまず騒ぎは収まりました。
 秦を煽り和島を非難した朴が本番選挙で当選し日本批判の口火を切った秦が副村長、和島は閑職の監査役に回りました。
 領有権で日本は竹島を韓国と、尖閣諸島を中国と争っています。半濁流の韓国、濁流の中国に清流日本の勝算はあるのでしょうか。


※コラムの内容はコラムニストの個人の意見・主張です。
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後藤英彦

一九六四年時事通信社入社。旧通産省、旧農林省、旧大蔵省を担当後、ロサン
ゼルス特派員。本社海外部次長。途中希望退社して盛岡大学客員教授、評論活
動。二度目の来米でジャパン・ジャーナルを主宰。講談社、エルネオス系を中心
に寄稿中。主著に「日本をダメにした官僚の大罪」(講談社)。中大法学部法律
学科卒業。福岡県出身。グレンデール在住。

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後藤さんのブログ http://blogs.yahoo.co.jp/jajala816




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